注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~こう着ながらもハイテク株主導の展開が継続~
配信日時:2025/06/26 08:48
配信元:FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着ながらもハイテク株主導の展開が継続~
26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■こう着ながらもハイテク株主導の展開が継続
■ニトリHD、25/3営業利益 5.3%減 1176億円、26/3予想 15.4%増 1358億円
■前場の注目材料:三菱ケミカルG、田辺三菱製薬売却を可決、成長投資・負債返済
■こう着ながらもハイテク株主導の展開が継続
26日の日本株市場は、こう着ながらも引き続きハイテク株主導で底堅さが意識されそうだ。25日の米国市場はNYダウが106ドル安、ナスダックは61ポイント高だった。イスラエルとイランの停戦合意により中東情勢の緊張が和らぐとの期待から買いが先行したが、前日の大幅上昇で過熱感も意識されるなか、持ち高調整の売りに押された。一方で、エヌビディアなど半導体株の一角が買われ、ナスダック指数は3日続伸。シカゴ日経225先物は大阪比5円安の38925円。円相場は1ドル=145円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い先行で始まることになりそうだ。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時39140円まで買われる場面もみられたほか、米ハイテク株の強い値動きがアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になるとみられ、底堅さは意識されやすいと考えられる。全体としてはこう着感が強まる可能性はあるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σ(39070円)に上値を抑えられる形状が続いているが、バンドは上向きで推移しているため、これに沿ったトレンド形成が意識されやすい。海外勢による買いが継続しているほか、月内は配当再投資に伴う需給面も支えになることで、先高期待は強そうだ。
また、トランプ米大統領は、イスラエルとイランの戦闘が終わったと強調した上で、来週、イラン側と協議を行う考えを示したと報じられている。原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖も回避できるとの観測もあり、楽観は禁物ながらもリスク選好に向かわせそうだ。
物色は米国の流れから半導体株のほか、金融株に資金が向かいやすいだろう。地政学リスクの後退から防衛関連には利食いが入りやすい一方で、NATO(北大西洋条約機構)の首脳会議が閉幕し、加盟国は国防費などの割合をあわせてGDP(国内総生産)の5%に引き上げることで一致した。防衛費増額への思惑から押し目待ち狙いの買いに向かわせよう。
■ニトリHD、25/3営業利益 5.3%減 1176億円、26/3予想 15.4%増 1358億円
ニトリHD<9843>が発表した2025年3月期業績は、売上収益が前期比3.6%増の9288億2800万円、営業利益は同5.3%減の1176億6500万円だった。2026年3月期業績は、売上収益が前期比6.4%増の9880億円、営業利益は同15.4%増の1358億円と増収増益を計画。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(38942.07、+151.51)
・ナスダック総合指数は上昇(19973.55、+61.02)
・SOX指数は上昇(5493.30、+51.43)
・VIX指数は低下(16.76、-0.72)
・米長期金利は低下
・米原油先物相場は上昇(64.92、+0.55)
・活発な自社株買い
・日本触媒<4114>化学大手、“紅いEV”に照準、中国で供給体制強化
・ユニチカ<3103>3社に売却、繊維事業撤退にめど
・SBIHD<8473>新生銀行が来月、公的資金2300億円完済
・マツダ<7261>供給網の雇用・事業維持、米関税対応強調
・東邦ガス<9533>米LNGプロジェクトを総合的に考慮
・JR東海<9022>水位低下「きめ細かく対応」、リニア部分開業は否定
・三菱ケミカルG<4188>田辺三菱製薬売却を可決、成長投資・負債返済
・大豊工業<6470>九州に極少量専用の第3ライン新設、軸受生産効率化
・日揮HD<1963>インターステラからロケット設備受注
・クボタ<6326>PFAS無害化へ大学と共同研究
・三菱重工<7011>英原発向けポンプ5機種34台受注
・横河電機<6841>精工集団と協業契約
・サトー<6287>LOZIと提携、次世代履歴管理を提供、循環型社会に対応
・日本ペイントHD<4612>新技術拠点来月稼働、開発集約で事業横断促す
・JX金属<5016>半導体材を増強、神奈川・茅ケ崎で生産能力5割増
・マイクロ波化学<9227>発振器内製化で安定供給、横浜にラボ開設
・三井化学<4183>フェノール製造合弁を中国社に売却
・南海電気鉄道<9044>新規分野に積極投資、企業価値向上、近鉄GHDも
・鹿島<1812>SUBARUと路車協調型で自動運転実証、光ファイバーセンサー
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■こう着ながらもハイテク株主導の展開が継続
■ニトリHD、25/3営業利益 5.3%減 1176億円、26/3予想 15.4%増 1358億円
■前場の注目材料:三菱ケミカルG、田辺三菱製薬売却を可決、成長投資・負債返済
■こう着ながらもハイテク株主導の展開が継続
26日の日本株市場は、こう着ながらも引き続きハイテク株主導で底堅さが意識されそうだ。25日の米国市場はNYダウが106ドル安、ナスダックは61ポイント高だった。イスラエルとイランの停戦合意により中東情勢の緊張が和らぐとの期待から買いが先行したが、前日の大幅上昇で過熱感も意識されるなか、持ち高調整の売りに押された。一方で、エヌビディアなど半導体株の一角が買われ、ナスダック指数は3日続伸。シカゴ日経225先物は大阪比5円安の38925円。円相場は1ドル=145円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い先行で始まることになりそうだ。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時39140円まで買われる場面もみられたほか、米ハイテク株の強い値動きがアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の支援材料になるとみられ、底堅さは意識されやすいと考えられる。全体としてはこう着感が強まる可能性はあるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σ(39070円)に上値を抑えられる形状が続いているが、バンドは上向きで推移しているため、これに沿ったトレンド形成が意識されやすい。海外勢による買いが継続しているほか、月内は配当再投資に伴う需給面も支えになることで、先高期待は強そうだ。
また、トランプ米大統領は、イスラエルとイランの戦闘が終わったと強調した上で、来週、イラン側と協議を行う考えを示したと報じられている。原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖も回避できるとの観測もあり、楽観は禁物ながらもリスク選好に向かわせそうだ。
物色は米国の流れから半導体株のほか、金融株に資金が向かいやすいだろう。地政学リスクの後退から防衛関連には利食いが入りやすい一方で、NATO(北大西洋条約機構)の首脳会議が閉幕し、加盟国は国防費などの割合をあわせてGDP(国内総生産)の5%に引き上げることで一致した。防衛費増額への思惑から押し目待ち狙いの買いに向かわせよう。
■ニトリHD、25/3営業利益 5.3%減 1176億円、26/3予想 15.4%増 1358億円
ニトリHD<9843>が発表した2025年3月期業績は、売上収益が前期比3.6%増の9288億2800万円、営業利益は同5.3%減の1176億6500万円だった。2026年3月期業績は、売上収益が前期比6.4%増の9880億円、営業利益は同15.4%増の1358億円と増収増益を計画。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(38942.07、+151.51)
・ナスダック総合指数は上昇(19973.55、+61.02)
・SOX指数は上昇(5493.30、+51.43)
・VIX指数は低下(16.76、-0.72)
・米長期金利は低下
・米原油先物相場は上昇(64.92、+0.55)
・活発な自社株買い
・日本触媒<4114>化学大手、“紅いEV”に照準、中国で供給体制強化
・ユニチカ<3103>3社に売却、繊維事業撤退にめど
・SBIHD<8473>新生銀行が来月、公的資金2300億円完済
・マツダ<7261>供給網の雇用・事業維持、米関税対応強調
・東邦ガス<9533>米LNGプロジェクトを総合的に考慮
・JR東海<9022>水位低下「きめ細かく対応」、リニア部分開業は否定
・三菱ケミカルG<4188>田辺三菱製薬売却を可決、成長投資・負債返済
・大豊工業<6470>九州に極少量専用の第3ライン新設、軸受生産効率化
・日揮HD<1963>インターステラからロケット設備受注
・クボタ<6326>PFAS無害化へ大学と共同研究
・三菱重工<7011>英原発向けポンプ5機種34台受注
・横河電機<6841>精工集団と協業契約
・サトー<6287>LOZIと提携、次世代履歴管理を提供、循環型社会に対応
・日本ペイントHD<4612>新技術拠点来月稼働、開発集約で事業横断促す
・JX金属<5016>半導体材を増強、神奈川・茅ケ崎で生産能力5割増
・マイクロ波化学<9227>発振器内製化で安定供給、横浜にラボ開設
・三井化学<4183>フェノール製造合弁を中国社に売却
・南海電気鉄道<9044>新規分野に積極投資、企業価値向上、近鉄GHDも
・鹿島<1812>SUBARUと路車協調型で自動運転実証、光ファイバーセンサー
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