注目トピックス 市況・概況
20日の米国市場ダイジェスト:NYダウは114ドル安、利下げ期待が後退
配信日時:2025/05/21 07:48
配信元:FISCO
*07:48JST 20日の米国市場ダイジェスト:NYダウは114ドル安、利下げ期待が後退
■NY株式:NYダウは114ドル安、利下げ期待が後退
米国株式市場は反落。ダウ平均は114.83ドル安の42677.24ドル、ナスダックは72.75ポイント安の19142.71で取引を終了した。
動意乏しく、寄り付き後、まちまち。連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策当局者が現在の政策金利が良好な位置にあり、当面静観することが適切との見解を表明したため利下げ期待の後退で相場は売りを加速し、終了した。セクター別では家庭・パーソナル用品が上昇した一方、エネルギーが下落。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はマスク氏が最高経営責任者(CEO)にコミットすると主張、あと5年は現職にとどまる計画を明らかにしたほか、欧州の売り上げ回復が好感され、上昇。ディスカウント小売のダラー・ゼネラル(DG)はアナリストの投資判断引き上げを好感した買いが続いた。ソロモンやウィルソンといったスポーツブランドを有するアメアスポーツ(AS)は四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、通期見通し引き上げで、上昇。
眼鏡メーカーのワービー・パーカー(WRBY)は検索会社グーグルとの提携で、スマート眼鏡開発を進めると発表し、上昇した。バイオのモデルナ(MRNA)は新型コロナワクチンを巡る規制が警戒された程厳しいものにならなかったため、上昇。民泊仲介のエアビーアンドビー(ABNB)はスペイン政府が地元の住宅価格上昇を抑制するため、国内のリスティングを閉鎖し、下落。
高級住宅建設会社のトールブラザーズ(TOLL)は取引終了後に決算を発表。内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米国株式と米国債の下落を嫌気してドル売り強まる
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円97銭へ強含んだのち、144円42銭まで下落し、144円52銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)高官が当面政策金利据え置きを支持していることを表明したため長期金利の上昇に伴うドル買いが優勢となった。同時に高値からはリスク回避の円買い、日米財務相会合の可能性から円安是正策を警戒した円買いに上値も抑制された。
ユーロ・ドルは1.1223ドルから1.1286ドルまで上昇し1.1284ドルで引けた。ユーロ圏5月消費者信頼感指数速報値が4月から予想以上に改善したためユーロの買戻しが強まった。ユーロ・円は162円44銭まで下落後、163円15銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3335ドルへ下落後、1.3394ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8347フランから0.8283フランまで下落した。
■NY原油:やや下げ渋りで62.03ドル、ドル安を意識
NY原油先物7月限はやや下げ渋り(NYMEX原油7月限終値:62.03 ↓0.11)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.11ドル(-0.18%)の62.03ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは61.48ドル-62.63ドル。61ドル台後半で押し目買いが観測されており、下げ渋った。通常取引終了後の時間外取引では主に62ドル台前半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.69ドル -0.08ドル(-0.17%)
モルガン・スタンレー(MS) 129.13ドル -1.71ドル(-1.30%)
ゴールドマン・サックス(GS)606.52ドル -5.78ドル(-0.94%)
インテル(INTC) 21.27ドル -0.11ドル(-0.51%)
アップル(AAPL) 206.86ドル -1.92ドル(-0.91%)
アルファベット(GOOG) 165.32ドル -2.55ドル(-1.51%)
メタ(META) 637.10ドル -3.33ドル(-0.51%)
キャタピラー(CAT) 349.49ドル -3.08ドル(-0.87%)
アルコア(AA) 28.79ドル -0.62ドル(-2.10%)
ウォルマート(WMT) 97.80ドル -0.32ドル(-0.32%) <ST>
米国株式市場は反落。ダウ平均は114.83ドル安の42677.24ドル、ナスダックは72.75ポイント安の19142.71で取引を終了した。
動意乏しく、寄り付き後、まちまち。連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策当局者が現在の政策金利が良好な位置にあり、当面静観することが適切との見解を表明したため利下げ期待の後退で相場は売りを加速し、終了した。セクター別では家庭・パーソナル用品が上昇した一方、エネルギーが下落。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はマスク氏が最高経営責任者(CEO)にコミットすると主張、あと5年は現職にとどまる計画を明らかにしたほか、欧州の売り上げ回復が好感され、上昇。ディスカウント小売のダラー・ゼネラル(DG)はアナリストの投資判断引き上げを好感した買いが続いた。ソロモンやウィルソンといったスポーツブランドを有するアメアスポーツ(AS)は四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、通期見通し引き上げで、上昇。
眼鏡メーカーのワービー・パーカー(WRBY)は検索会社グーグルとの提携で、スマート眼鏡開発を進めると発表し、上昇した。バイオのモデルナ(MRNA)は新型コロナワクチンを巡る規制が警戒された程厳しいものにならなかったため、上昇。民泊仲介のエアビーアンドビー(ABNB)はスペイン政府が地元の住宅価格上昇を抑制するため、国内のリスティングを閉鎖し、下落。
高級住宅建設会社のトールブラザーズ(TOLL)は取引終了後に決算を発表。内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米国株式と米国債の下落を嫌気してドル売り強まる
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円97銭へ強含んだのち、144円42銭まで下落し、144円52銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)高官が当面政策金利据え置きを支持していることを表明したため長期金利の上昇に伴うドル買いが優勢となった。同時に高値からはリスク回避の円買い、日米財務相会合の可能性から円安是正策を警戒した円買いに上値も抑制された。
ユーロ・ドルは1.1223ドルから1.1286ドルまで上昇し1.1284ドルで引けた。ユーロ圏5月消費者信頼感指数速報値が4月から予想以上に改善したためユーロの買戻しが強まった。ユーロ・円は162円44銭まで下落後、163円15銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3335ドルへ下落後、1.3394ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8347フランから0.8283フランまで下落した。
■NY原油:やや下げ渋りで62.03ドル、ドル安を意識
NY原油先物7月限はやや下げ渋り(NYMEX原油7月限終値:62.03 ↓0.11)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.11ドル(-0.18%)の62.03ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは61.48ドル-62.63ドル。61ドル台後半で押し目買いが観測されており、下げ渋った。通常取引終了後の時間外取引では主に62ドル台前半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.69ドル -0.08ドル(-0.17%)
モルガン・スタンレー(MS) 129.13ドル -1.71ドル(-1.30%)
ゴールドマン・サックス(GS)606.52ドル -5.78ドル(-0.94%)
インテル(INTC) 21.27ドル -0.11ドル(-0.51%)
アップル(AAPL) 206.86ドル -1.92ドル(-0.91%)
アルファベット(GOOG) 165.32ドル -2.55ドル(-1.51%)
メタ(META) 637.10ドル -3.33ドル(-0.51%)
キャタピラー(CAT) 349.49ドル -3.08ドル(-0.87%)
アルコア(AA) 28.79ドル -0.62ドル(-2.10%)
ウォルマート(WMT) 97.80ドル -0.32ドル(-0.32%) <ST>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況