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19日の米国市場ダイジェスト:NYダウは137ドル高、格下げを警戒も金利安で下げ止まる
配信日時:2025/05/20 08:41
配信元:FISCO
*08:41JST 19日の米国市場ダイジェスト:NYダウは137ドル高、格下げを警戒も金利安で下げ止まる
■NY株式:NYダウは137ドル高、格下げを警戒も金利安で下げ止まる
米国株式市場は続伸。ダウ平均は137.33ドル高の42792.07ドル、ナスダックは4.36ポイント高の19215.46で取引を終了した。
格付け会社ムーディーズによる信用格付け引き下げを嫌気し、寄り付き後、下落。その後、国債相場が反発し金利が低下に転じると安心感から買いが強まり、相場はプラス圏を回復し、終了した。セクター別ではヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。
バイオのノババックス(NVAX)は食品医薬品局(FDA)が同社製新型コロナワクチンを承認したため上昇。航空会社のユナイテッド(UAL)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。
ハンバーガーショップ・チェーンのシェイクシャック(SHAK)はアナリストが投資判断引き下げ、下落した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は中国競合との同社の人気車を巡る競争激化を警戒した売りが加速。銀行のJPモルガン(JPM)は投資家説明会で、投資銀行事業の手数料収入が第2四半期にアナリスト予想を大幅に下回る可能性を示唆し、下落した。
ベッセント財務長官は18日のインタビューで、ムーディーズによる格下げを巡り、「遅行指標というのが格付け会社に対する一般的な見方」と答えた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米国債格下げの影響や円安是正策を警戒してドル・円は伸び悩む
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円20銭まで強含んだのち、144円78銭まで下落し、144円88銭で引けた。米格付け会社ム-ディーズによる米国信用格付け引き下げを受けた債券売りや連邦準備制度理事会(FRB)高官が当面政策金利を維持する姿勢を示し、長期金利上昇に連れドル買いが優勢となった。その後、日米財務相会談の可能性で円安是正を警戒した円買い、さらに、金利が低下に転じドル買い後退で上値も限定的となった。
ユーロ・ドルは1.1273ドルから1.1222ドルまで下落し1.1243ドルで引けた。ユーロ・円は163円36銭から162円78銭まで下落した。米格下げを警戒したリスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.3381ドルから1.3346ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8320フランへ弱含んだのち0.8352フランまで上昇した。
■NY原油:やや反発で62.14ドル、ドル安を意識
NY原油先物7月限はやや反発(NYMEX原油7月限終値:62.14 ↑0.17)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.17ドル(+0.27%)の62.14ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは60.99ドル-62.70ドル。ロンドン市場で60.99ドルまで下げたが、米国市場で持ち直し、62.70ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に62ドル を挟んだ水準で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.77ドル +0.08ドル(+0.17%)
モルガン・スタンレー(MS) 130.84ドル -1.34ドル(-1.01%)
ゴールドマン・サックス(GS)612.30ドル -6.73ドル(-1.08%)
インテル(INTC) 21.38ドル -0.28ドル(-1.29%)
アップル(AAPL) 208.78ドル -2.48ドル(-1.17%)
アルファベット(GOOG) 167.87ドル +0.44ドル(+0.26%)
メタ(META) 640.43ドル +0.09ドル(+0.01%)
キャタピラー(CAT) 352.57ドル -1.01ドル(-0.28%)
アルコア(AA) 29.41ドル +0.01ドル(+0.03%)
ウォルマート(WMT) 98.12ドル -0.12ドル(-0.12%) <ST>
米国株式市場は続伸。ダウ平均は137.33ドル高の42792.07ドル、ナスダックは4.36ポイント高の19215.46で取引を終了した。
格付け会社ムーディーズによる信用格付け引き下げを嫌気し、寄り付き後、下落。その後、国債相場が反発し金利が低下に転じると安心感から買いが強まり、相場はプラス圏を回復し、終了した。セクター別ではヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。
バイオのノババックス(NVAX)は食品医薬品局(FDA)が同社製新型コロナワクチンを承認したため上昇。航空会社のユナイテッド(UAL)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。
ハンバーガーショップ・チェーンのシェイクシャック(SHAK)はアナリストが投資判断引き下げ、下落した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は中国競合との同社の人気車を巡る競争激化を警戒した売りが加速。銀行のJPモルガン(JPM)は投資家説明会で、投資銀行事業の手数料収入が第2四半期にアナリスト予想を大幅に下回る可能性を示唆し、下落した。
ベッセント財務長官は18日のインタビューで、ムーディーズによる格下げを巡り、「遅行指標というのが格付け会社に対する一般的な見方」と答えた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米国債格下げの影響や円安是正策を警戒してドル・円は伸び悩む
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円20銭まで強含んだのち、144円78銭まで下落し、144円88銭で引けた。米格付け会社ム-ディーズによる米国信用格付け引き下げを受けた債券売りや連邦準備制度理事会(FRB)高官が当面政策金利を維持する姿勢を示し、長期金利上昇に連れドル買いが優勢となった。その後、日米財務相会談の可能性で円安是正を警戒した円買い、さらに、金利が低下に転じドル買い後退で上値も限定的となった。
ユーロ・ドルは1.1273ドルから1.1222ドルまで下落し1.1243ドルで引けた。ユーロ・円は163円36銭から162円78銭まで下落した。米格下げを警戒したリスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.3381ドルから1.3346ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8320フランへ弱含んだのち0.8352フランまで上昇した。
■NY原油:やや反発で62.14ドル、ドル安を意識
NY原油先物7月限はやや反発(NYMEX原油7月限終値:62.14 ↑0.17)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.17ドル(+0.27%)の62.14ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは60.99ドル-62.70ドル。ロンドン市場で60.99ドルまで下げたが、米国市場で持ち直し、62.70ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に62ドル を挟んだ水準で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.77ドル +0.08ドル(+0.17%)
モルガン・スタンレー(MS) 130.84ドル -1.34ドル(-1.01%)
ゴールドマン・サックス(GS)612.30ドル -6.73ドル(-1.08%)
インテル(INTC) 21.38ドル -0.28ドル(-1.29%)
アップル(AAPL) 208.78ドル -2.48ドル(-1.17%)
アルファベット(GOOG) 167.87ドル +0.44ドル(+0.26%)
メタ(META) 640.43ドル +0.09ドル(+0.01%)
キャタピラー(CAT) 352.57ドル -1.01ドル(-0.28%)
アルコア(AA) 29.41ドル +0.01ドル(+0.03%)
ウォルマート(WMT) 98.12ドル -0.12ドル(-0.12%) <ST>
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