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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、インフレ加速が圧迫材料
配信日時:2024/12/24 10:17
配信元:FISCO
*10:17JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、インフレ加速が圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 120766.57 -1.09%
23日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.09%(1335.58ポイント)安の120766.57で引けた。日中の取引レンジは120,617.32-122,104.68となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。インフレ率の加速や2024年末のインフレ予想が上方修正されたことが嫌気された。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、クリスマス休暇を控え、積極的な買いも手控えられた。一方、成長予想の上方修正が指数をサポートした。2024年の成長予想は前回調査の3.42%から3.49%に引き上げられた。
【ロシア】MOEX指数 2702.48 +2.43%
23日のロシア株式市場は大幅に4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.43%(64.06ポイント)高の2702.48となった。日中の取引レンジは2,658.64-2,738.70となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。利上げの先送りが引き続き好感され、買いは継続。また、米株高や中国の金融緩和期待などもサポート材料となった。ほかに、通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 78540.17 +0.64%
23日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反発。前日比498.58ポイント高(+0.64%)の78540.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同165.95ポイント高(+0.70%)の23753.45で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。アジア市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。ほかに、利下げ期待の高まりなどが引き続き好感された。
【中国本土】上海総合指数 3351.26 -0.50%
週明け23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比16.81ポイント安(-0.50%)の3351.26ポイントと3日続落した。11月29日以来、約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
人民元安の進行が懸念される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日続けて元高方向に設定したものの、外国為替市場では再び元安が進み、19日に付けた約13カ月ぶりの低水準に接近している。中国本土からの資金流出も警戒される状況だ。中国本土・香港間の株式相互取引(ストックコネクト)を通じた取引では、本土投資家の香港株買いが記録的なペースで拡大している。そのほか、トランプ氏の米大統領就任式を来月20日に控え、米新政権の高関税スタンスも不安視された。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国当局は近く、預金準備率の引き下げなど追加の金融緩和を打ち出すとの見方もあり、指数はプラス圏で推移する場面もあった。
<AK>
23日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.09%(1335.58ポイント)安の120766.57で引けた。日中の取引レンジは120,617.32-122,104.68となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。インフレ率の加速や2024年末のインフレ予想が上方修正されたことが嫌気された。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、クリスマス休暇を控え、積極的な買いも手控えられた。一方、成長予想の上方修正が指数をサポートした。2024年の成長予想は前回調査の3.42%から3.49%に引き上げられた。
【ロシア】MOEX指数 2702.48 +2.43%
23日のロシア株式市場は大幅に4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.43%(64.06ポイント)高の2702.48となった。日中の取引レンジは2,658.64-2,738.70となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。利上げの先送りが引き続き好感され、買いは継続。また、米株高や中国の金融緩和期待などもサポート材料となった。ほかに、通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 78540.17 +0.64%
23日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反発。前日比498.58ポイント高(+0.64%)の78540.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同165.95ポイント高(+0.70%)の23753.45で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。アジア市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。ほかに、利下げ期待の高まりなどが引き続き好感された。
【中国本土】上海総合指数 3351.26 -0.50%
週明け23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比16.81ポイント安(-0.50%)の3351.26ポイントと3日続落した。11月29日以来、約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
人民元安の進行が懸念される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を2日続けて元高方向に設定したものの、外国為替市場では再び元安が進み、19日に付けた約13カ月ぶりの低水準に接近している。中国本土からの資金流出も警戒される状況だ。中国本土・香港間の株式相互取引(ストックコネクト)を通じた取引では、本土投資家の香港株買いが記録的なペースで拡大している。そのほか、トランプ氏の米大統領就任式を来月20日に控え、米新政権の高関税スタンスも不安視された。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国当局は近く、預金準備率の引き下げなど追加の金融緩和を打ち出すとの見方もあり、指数はプラス圏で推移する場面もあった。
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