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シグマクシス・ホールディングス:コンサルティング事業が主力、業績の2桁成長続く
配信日時:2024/12/19 14:35
配信元:FISCO
*14:35JST シグマクシス・ホールディングス:コンサルティング事業が主力、業績の2桁成長続く
シグマクシス・ホールディングス<6088>は、DX支援等のコンサルティングサービスの提供を行うシグマクシスが中核の持株会社。経営コンサルやIT戦略立案から実行まで行うコンサルティング事業が主力で、投資事業も展開する。コンサルティング事業では、「デジタル・トランスフォーメーション」、新たな成長エンジンとなるビジネスモデルを成長市場で構築する「サービス・トランスフォーメーション」、経営プラットフォームを変革する「マネジメント・トランスフォーメーション」の3つを掲げ、企業の課題解決と新価値の創造、企業間を連携した新事業や産業の共創に取り組んでいる。産業別では、運輸・金融・情報通信・小売・商社・製造業が顧客層の中心。上位10クライアントで売上高の52%を占めている。投資事業では、コンサルティング事業とのシナジーが生まれる分野の案件を中心に、社会的な価値共創に資する投資を推進している。
2025年3月期上期累計の売上高は前年同期比18.0%増の12,558百万円、営業利益が同40.7%増の2,837百万円で着地した。顧客への基幹システムのSaaS化支援、DX推進支援、新規サービス立上げ支援、各種規制対応支援などのプロジェクトが事業を牽引した。プロジェクト満足度(NSI)は98(同4pt増)に増加して、顧客満足度も上昇している。プロジェクト数は611件(同1%減)、クライアント数は133社(同2%減)となったが、契約当たり売上高は20百万円(同20%増)と増加したようだ。投資事業の投資残高は約4,100百万円(同約400百万円増)に増加。通期の売上高は前期比16.0%増の26,000百万円、営業利益が同28.8%増の5,450百万円を見込んでいる。
同社は、類似企業と比較して営業活動のやり方・人事施策・投資事業と3つの違いを有している。営業活動では、営業部門がなくコンサルタントが提案して案件を獲得しており、継続・リピートが9割程度と高水準である。また、人材において、他社は大量採用で規模の拡大を図っているが、同社は急激に増加させることでの質の低下を懸念し、年間1割の純増ペースを維持している。投資事業もコンサルティングと掛け合わせて価値を実現させており、総じて顧客に対して最良のサービス提供をこころがけている。中期の企業成長イメージとして掲げている2026年3月期売上高25,000百万円については1年前倒しで達成する見通しで、引き続き2026年3月期経常利益7,000百万円に向けて、コンサルティング事業の成長を加速し、投資事業からの利益貢献を目指すようだ。株主還元では、財務体質の強化及び将来の事業展開に備えるために必要な内部留保とのバランスを重視し、安定かつ継続的な配当を実施。直近の配当利回りは2%水準。好調な案件獲得と満足度向上によって今後の業績の底堅い成長が続いていきそうだ。
<NH>
2025年3月期上期累計の売上高は前年同期比18.0%増の12,558百万円、営業利益が同40.7%増の2,837百万円で着地した。顧客への基幹システムのSaaS化支援、DX推進支援、新規サービス立上げ支援、各種規制対応支援などのプロジェクトが事業を牽引した。プロジェクト満足度(NSI)は98(同4pt増)に増加して、顧客満足度も上昇している。プロジェクト数は611件(同1%減)、クライアント数は133社(同2%減)となったが、契約当たり売上高は20百万円(同20%増)と増加したようだ。投資事業の投資残高は約4,100百万円(同約400百万円増)に増加。通期の売上高は前期比16.0%増の26,000百万円、営業利益が同28.8%増の5,450百万円を見込んでいる。
同社は、類似企業と比較して営業活動のやり方・人事施策・投資事業と3つの違いを有している。営業活動では、営業部門がなくコンサルタントが提案して案件を獲得しており、継続・リピートが9割程度と高水準である。また、人材において、他社は大量採用で規模の拡大を図っているが、同社は急激に増加させることでの質の低下を懸念し、年間1割の純増ペースを維持している。投資事業もコンサルティングと掛け合わせて価値を実現させており、総じて顧客に対して最良のサービス提供をこころがけている。中期の企業成長イメージとして掲げている2026年3月期売上高25,000百万円については1年前倒しで達成する見通しで、引き続き2026年3月期経常利益7,000百万円に向けて、コンサルティング事業の成長を加速し、投資事業からの利益貢献を目指すようだ。株主還元では、財務体質の強化及び将来の事業展開に備えるために必要な内部留保とのバランスを重視し、安定かつ継続的な配当を実施。直近の配当利回りは2%水準。好調な案件獲得と満足度向上によって今後の業績の底堅い成長が続いていきそうだ。
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