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ビジュアル・プロセッシング・ジャパン---3Q増収・2ケタ増益、通期業績予想の上方修正を発表

配信日時:2025/11/14 22:23 配信元:FISCO
*22:23JST ビジュアル・プロセッシング・ジャパン---3Q増収・2ケタ増益、通期業績予想の上方修正を発表 ビジュアル・プロセッシング・ジャパン<334A>は13日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比4.2%増の9.34億円、営業利益が同28.1%増の1.51億円、経常利益が同17.3%増の1.38億円、四半期純利益が同13.4%増の0.90億円となった。

同社が事業展開する情報・サービス産業界ではAI・自動化の話題性もあり、引き続きDX(デジタルトランスフォーメーション)のニーズと関心は高い状況にある。同社の事業も主力製品のDAM(デジタルアセットマネジメント)とPIM(プロダクトインフォメーションマネジメント)システムであるCIERTOを中心に順調に推移しており、同社が訴求する「企業活動における媒体・コンテンツの制作・管理・配信のためのDXソリューション」のビジネスは着実にマーケットに浸透してきた。特にWEBサイトやECサイトを活用した企業の販促活動においてCIERTO DAM|PIMの導入が進んだ。

新規ビジネスは、クラウドサービスを中心にCIERTO DAM|PIMの新規納入が35件と前年同期実績件数の75%増となり売上に貢献した。また、既存ビジネスは、サブスクリプション及び保守サービスの増収により売上に貢献した。開発ビジネスにおいても、小規模な開発案件が複数完了したことで売り上げに貢献している。その結果、重要な指標であるCIERTOの新規契約数は35件(前年同期比15件増)となり、累計の利用本数は271本、ARRは8.79億円(同11.6%増)、解約率は1.85%(同23.3%増)となっている。

2025年12月期通期について、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比12.7%増(前回予想比0.4%増)の13.62億円、営業利益が同39.5%増(同14.3%増)の2.55億円、経常利益が同31.3%増(同8.4%増)の2.42億円、当期純利益が同26.8%増(同19.1%増)の1.55億円としている。

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