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18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは1123ドル安、25年の利下げ予想2回に
配信日時:2024/12/19 08:25
配信元:FISCO
*08:25JST 18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは1123ドル安、25年の利下げ予想2回に
■NY株式:NYダウは1123ドル安、25年の利下げ予想2回に
米国株式市場は続落。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え様子見気配が強まる中、寄り付き後はまちまち。前日まで下げが続いていたダウ平均は主力株の一部に買いが入り上昇した一方、ナスダックは小幅に下落して始まった。FOMCでは予想通り主要政策金利が0.25%引き下げられたが、25年の利下げ予想が従来予想から減少したことが失望され、下落。その後長期金利の上昇に伴い下げ幅を拡大し、終了した。セクター別は全面安。自動車・自動車部品の下げが目立ち、小売、不動産と続いた。
医療保険のシグナ(CI)や管理医療会社ユナイテッドヘルス(UNH)、総合ヘルスケアのCVSヘルスケア(CVS)が上昇。薬剤給付管理会社を巡るトランプ次期大統領らの発言を受け下落していたが、売られ過ぎとの見方から買いが入った。電子製造受託企業のジェイビル(JBL)は四半期決算と業績見通しが市場予想を上回り上昇。食品会社のゼネラル・ミルズ(GIS)は業績見通しの下方修正が失望され下落。電動自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブ(RIVN)は投資判断の引き下げで売られた。
半導体のマイクロン(MU)は引け後に第1四半期決算を発表。第2四半期の売上高見通しが市場予想を大きく下回り、時間外取引で 急落している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米FRBの来年の利下げ予測2回に後退受けてドル買い広がる
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円68銭へ下落後、154円78銭まで上昇し、154円68銭で引けた。米国の11月住宅着工件数の予想外の減少をきっかけにドル売りが一時強まった。その後、米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25ポイント利下げ決定も、25年末の金利予測中央値が引き上げられ、来年の利下げ回数は2回に後退。また、パウエルFRB議長も「追加調整を検討する上で慎重姿勢を強める可能性も」などと述べたことからドル買いが広がった。
ユーロ・ドルは1.0503ドルへ上昇後、1.0344ドルまで下落し、1.0365ドルで引けた。ユーロ・円は161円56銭から159円82銭まで下落した。
ポンド・ドルは1.2721ドルから1.2563ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.8918フランへ下落後、0.9021フランまで上昇した。
■NY原油:やや強含みで70.02ドル、通常取引終了後の時間外取引で70ドルを再び下回る
NY原油先物2月限はやや強含み(NYMEX原油2月限終値:70.02 ↑0.37)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+0.37ドル(+0.53%)の70.02ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは69.57ドル-70.80ドル。米国市場の後半にかけて70.80ドルまで買われたが、米金融政策決定後に売りが強まる展開となった。通常取引終了後の時間外取引で70ドルを再び下回り、69.57ドルまで値下がり。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 43.50ドル -1.55ドル(-3.44%)
モルガン・スタンレー(MS) 121.04ドル -6.70ドル(-5.24%)
ゴールドマン・サックス(GS)550.25ドル -24.43ドル(-4.25%)
インテル(INTC) 19.30ドル -1.14ドル(-5.57%)
アップル(AAPL) 248.05ドル -5.43ドル(-2.14%)
アルファベット(GOOG) 190.15ドル -6.97ドル(-3.53%)
メタ(META) 597.19ドル -22.25ドル(-3.59%)
キャタピラー(CAT) 363.89ドル -11.91ドル(-3.16%)
アルコア(AA) 37.31ドル -1.13ドル(-2.93%)
ウォルマート(WMT) 93.55ドル -1.87ドル(-1.95%)
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米国株式市場は続落。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え様子見気配が強まる中、寄り付き後はまちまち。前日まで下げが続いていたダウ平均は主力株の一部に買いが入り上昇した一方、ナスダックは小幅に下落して始まった。FOMCでは予想通り主要政策金利が0.25%引き下げられたが、25年の利下げ予想が従来予想から減少したことが失望され、下落。その後長期金利の上昇に伴い下げ幅を拡大し、終了した。セクター別は全面安。自動車・自動車部品の下げが目立ち、小売、不動産と続いた。
医療保険のシグナ(CI)や管理医療会社ユナイテッドヘルス(UNH)、総合ヘルスケアのCVSヘルスケア(CVS)が上昇。薬剤給付管理会社を巡るトランプ次期大統領らの発言を受け下落していたが、売られ過ぎとの見方から買いが入った。電子製造受託企業のジェイビル(JBL)は四半期決算と業績見通しが市場予想を上回り上昇。食品会社のゼネラル・ミルズ(GIS)は業績見通しの下方修正が失望され下落。電動自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブ(RIVN)は投資判断の引き下げで売られた。
半導体のマイクロン(MU)は引け後に第1四半期決算を発表。第2四半期の売上高見通しが市場予想を大きく下回り、時間外取引で 急落している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米FRBの来年の利下げ予測2回に後退受けてドル買い広がる
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円68銭へ下落後、154円78銭まで上昇し、154円68銭で引けた。米国の11月住宅着工件数の予想外の減少をきっかけにドル売りが一時強まった。その後、米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25ポイント利下げ決定も、25年末の金利予測中央値が引き上げられ、来年の利下げ回数は2回に後退。また、パウエルFRB議長も「追加調整を検討する上で慎重姿勢を強める可能性も」などと述べたことからドル買いが広がった。
ユーロ・ドルは1.0503ドルへ上昇後、1.0344ドルまで下落し、1.0365ドルで引けた。ユーロ・円は161円56銭から159円82銭まで下落した。
ポンド・ドルは1.2721ドルから1.2563ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.8918フランへ下落後、0.9021フランまで上昇した。
■NY原油:やや強含みで70.02ドル、通常取引終了後の時間外取引で70ドルを再び下回る
NY原油先物2月限はやや強含み(NYMEX原油2月限終値:70.02 ↑0.37)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+0.37ドル(+0.53%)の70.02ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは69.57ドル-70.80ドル。米国市場の後半にかけて70.80ドルまで買われたが、米金融政策決定後に売りが強まる展開となった。通常取引終了後の時間外取引で70ドルを再び下回り、69.57ドルまで値下がり。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 43.50ドル -1.55ドル(-3.44%)
モルガン・スタンレー(MS) 121.04ドル -6.70ドル(-5.24%)
ゴールドマン・サックス(GS)550.25ドル -24.43ドル(-4.25%)
インテル(INTC) 19.30ドル -1.14ドル(-5.57%)
アップル(AAPL) 248.05ドル -5.43ドル(-2.14%)
アルファベット(GOOG) 190.15ドル -6.97ドル(-3.53%)
メタ(META) 597.19ドル -22.25ドル(-3.59%)
キャタピラー(CAT) 363.89ドル -11.91ドル(-3.16%)
アルコア(AA) 37.31ドル -1.13ドル(-2.93%)
ウォルマート(WMT) 93.55ドル -1.87ドル(-1.95%)
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