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ニーズウェル Research Memo(1):2024年9月期も売上は堅調、2026年売上130億円目標に成長戦略加速
配信日時:2024/12/18 13:01
配信元:FISCO
*13:01JST ニーズウェル Research Memo(1):2024年9月期も売上は堅調、2026年売上130億円目標に成長戦略加速
■要約
ニーズウェル<3992>は、1986年に設立された独立系システムインテグレータであり、金融系システム開発を中心に、業務系システム開発、IT基盤構築、ソリューション提供など多岐にわたるサービスを展開している。2024年9月期の連結売上高は9,549百万円を達成し、前期比で9.0%増加した。特に、生保、社会インフラ・公共、AI関連分野が堅調に推移し、売上総利益も前期比で3.9%増加した。同社は、2026年9月期までに売上高130億円を目標とし、業務系システム開発を柱に、IT基盤やソリューション分野の拡大を図る戦略を推進している。また、ストック売上の比率を2024年9月期の65%から2026年9月期には70%へ引き上げる計画を立て、安定的な収益基盤の強化に努めている。
1. 2024年9月期の業績概要
2024年9月期の連結業績は、売上高が前期比9.0%増の9,549百万円、営業利益が同7.7%増の1,185百万円、経常利益が同6.4%増の1,208百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.3%減の809百万円となり、経常利益率は12.7%を達成した。生保やAI関連が堅調で、独自ソリューション開発を推進した。また、効率化とコスト管理により営業利益を増大させ、成長基盤を強化した。
2. 2025年9月期の業績見通し
2025年9月期の連結業績は、売上高が前期比11.0%増の10,600百万円、営業利益が同18.1%増の1,400百万円、経常利益が同15.9%増の1,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.4%増の943百万円を見込んでいる。DX推進でIT需要が増加するなか、同社は業務系システム開発を基軸にIT基盤・ソリューションを拡大している。M&Aを含む成長戦略を進行中で、2025年9月期の売上高は既存事業の106億円にM&A 9億円を加えた115億円を目指す。
3. 中期経営計画
2024年8月、同社は、2024年9月期から2026年9月期における中期経営計画を発表した。旧中期経営計画の基本方針はそのままに、新たな施策を加えることで、さらなる成長を目指す。同社は、経営理念と戦略を基盤に、売上高成長率20%と経常利益率10%の維持を目指し、経済的健全性と持続的成長を両立させる方針だ。2026年9月期には売上高130億円、経常利益17億円を目標とし、年平均成長率(CAGR)14%を掲げている。また、EPS30円、PER20倍、ROE20%といった株主価値指標を設定し、成長と収益性のバランスを強化する。これにより、企業価値のさらなる向上を目指す。
■Key Points
・2024年9月期は前期比で売上高9.0%増、経常利益6.4%増で、経常利益率12.7%を達成。効率化で成長基盤を強化
・2025年9月期は前期比で売上高11.0%増、経常利益15.9%増を見込み、DX推進とM&Aでさらなる成長を目指す
・2026年9月期に売上高130億円、経常利益17億円を目指し、成長と収益性のバランスを強化する
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
<HN>
ニーズウェル<3992>は、1986年に設立された独立系システムインテグレータであり、金融系システム開発を中心に、業務系システム開発、IT基盤構築、ソリューション提供など多岐にわたるサービスを展開している。2024年9月期の連結売上高は9,549百万円を達成し、前期比で9.0%増加した。特に、生保、社会インフラ・公共、AI関連分野が堅調に推移し、売上総利益も前期比で3.9%増加した。同社は、2026年9月期までに売上高130億円を目標とし、業務系システム開発を柱に、IT基盤やソリューション分野の拡大を図る戦略を推進している。また、ストック売上の比率を2024年9月期の65%から2026年9月期には70%へ引き上げる計画を立て、安定的な収益基盤の強化に努めている。
1. 2024年9月期の業績概要
2024年9月期の連結業績は、売上高が前期比9.0%増の9,549百万円、営業利益が同7.7%増の1,185百万円、経常利益が同6.4%増の1,208百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.3%減の809百万円となり、経常利益率は12.7%を達成した。生保やAI関連が堅調で、独自ソリューション開発を推進した。また、効率化とコスト管理により営業利益を増大させ、成長基盤を強化した。
2. 2025年9月期の業績見通し
2025年9月期の連結業績は、売上高が前期比11.0%増の10,600百万円、営業利益が同18.1%増の1,400百万円、経常利益が同15.9%増の1,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.4%増の943百万円を見込んでいる。DX推進でIT需要が増加するなか、同社は業務系システム開発を基軸にIT基盤・ソリューションを拡大している。M&Aを含む成長戦略を進行中で、2025年9月期の売上高は既存事業の106億円にM&A 9億円を加えた115億円を目指す。
3. 中期経営計画
2024年8月、同社は、2024年9月期から2026年9月期における中期経営計画を発表した。旧中期経営計画の基本方針はそのままに、新たな施策を加えることで、さらなる成長を目指す。同社は、経営理念と戦略を基盤に、売上高成長率20%と経常利益率10%の維持を目指し、経済的健全性と持続的成長を両立させる方針だ。2026年9月期には売上高130億円、経常利益17億円を目標とし、年平均成長率(CAGR)14%を掲げている。また、EPS30円、PER20倍、ROE20%といった株主価値指標を設定し、成長と収益性のバランスを強化する。これにより、企業価値のさらなる向上を目指す。
■Key Points
・2024年9月期は前期比で売上高9.0%増、経常利益6.4%増で、経常利益率12.7%を達成。効率化で成長基盤を強化
・2025年9月期は前期比で売上高11.0%増、経常利益15.9%増を見込み、DX推進とM&Aでさらなる成長を目指す
・2026年9月期に売上高130億円、経常利益17億円を目指し、成長と収益性のバランスを強化する
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
<HN>
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