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【↑】日経平均 大引け| 4日続伸、半導体関連株が買われ一時4万円台を回復 (12月12日)

配信日時:2024/12/12 16:30 配信元:MINKABU
日経平均株価 始値  39849.97 高値  40091.55(10:14) 安値  39827.59(09:00) 大引け 39849.14(前日比 +476.91 、 +1.21% ) 売買高  19億3245万株 (東証プライム概算) 売買代金  4兆4089億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は476円高と大幅高、為替の円安進行も追い風に働く  2.米市場ではハイテク株が上昇しナスダック指数は初の2万台に  3.日経平均は一時約2ヵ月ぶりに4万円台を回復もその後は伸び悩む  4.ディスコやアドテスト、東エレクなどの半導体関連株が値を上げる  5.IHIや川重が安く、レーザーテクや信越化、セブン&アイが軟調 ■東京市場概況  前日の米国市場では、NYダウは前日比99ドル安と5日続落した。ヘルスケアなどディフェンシブ株や景気敏感株の一角が売られた。  東京市場では、日経平均株価は大幅に4日続伸。米株高を背景に買いが優勢となり、半導体関連株などの上昇で日経平均株価は一時4万円台を回復した。  前日の米株式市場では、NYダウが5日続落したものの、ハイテク株は高くナスダック指数は大幅高となり初の2万台に乗せた。この米株高を背景に東京市場も値を上げてスタート。日経平均は午前10時10分過ぎには前日比で720円近い上昇となり、4万0091円をつけた。取引時間中の4万円乗せは10月15日以来、約2ヵ月ぶりのこと。半導体関連株などが堅調で相場を押し上げた。前日のニューヨーク市場で1ドル=152円台後半をつけるなど円安が進んだことも追い風となった。ただ、4万円乗せ後は利益確定売りが強まり上昇幅は縮小した。後場に入ってからは午後3時にかけ再び値を上げる場面があったが、結局4万円を割り込んで取引を終えた。  個別銘柄では、三菱重工業<7011>が高くフジクラ<5803>、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>が値を上げた。ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>が買われた。リクルートホールディングス<6098>や日立製作所<6501>がしっかり。ソニーグループ<6758>が連日の上場来高値となった。  半面、IHI<7013>や川崎重工業<7012>が安く、レーザーテック<6920>が値を下げた。サンリオ<8136>やマネックスグループ<8698>が軟調。三菱商事<8058>や信越化学工業<4063>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>が下落した。ダイキン工業<6367>やルネサスエレクトロニクス<6723>も売られた。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ファストリ <9983>、リクルート <6098>、SBG <9984>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約248円。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は信越化 <4063>、コナミG <9766>、セブン&アイ <3382>、安川電 <6506>、太陽誘電 <6976>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約19円。  東証33業種のうち31業種が上昇し、下落は鉄鋼、金属製品の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)サービス業、(3)電気機器、(4)電気・ガス業、(5)ゴム製品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)パルプ・紙、(2)証券商品先物、(3)銀行業、(4)化学、(5)小売業。 ■個別材料株 △PバンCOM <3559> [東証S]  未定としていた年間配当金は前期比増配へ。 △gumi <3903> [東証P]  5~10月期営業黒字転換。 △PAコンサル <4071> [東証P]  ノジマ <7419> がタレントパレット導入。 △カイオム <4583> [東証G]  エーザイ <4523> 共同研究契約。 △エニーカラー <5032> [東証P]  8~10月期最終65%増益を評価。 △プラスゼロ <5132> [東証G]  25年10月期も営業最高益へ。 △GFA <8783> [東証S]  データセンタープロジェクトでOWS社とパートナーシップ協定。 △GENDA <9166> [東証G]  岩井コスモ証券が投資判断「A」を継続。 △東宝 <9602> [東証P]  SMBC日興証券が目標株価を7600円に引き上げ。 △福井コン <9790> [東証P]  東海東京インテリジェンス・ラボが投資判断格上げ。 ▼くら寿司 <2695> [東証P]  今期減益見通しや株主優待制度の廃止を嫌気。 ▼シンクロ <3963> [東証P]  公募増資による希薄化懸念。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)gumi <3903>、(2)ベステラ <1433>、(3)トプコン <7732>、(4)シンフォニア <6507>、(5)日本マイクロ <6871>、(6)福井コン <9790>、(7)セレス <3696>、(8)日東紡 <3110>、(9)アドテスト <6857>、(10)アイモバイル <6535>。  値下がり率上位10傑は(1)くら寿司 <2695>、(2)シンクロ <3963>、(3)ユニチカ <3103>、(4)クロスマーケ <3675>、(5)オープンG <6572>、(6)ファーマF <2929>、(7)Fスターズ <3687>、(8)人・夢・技術 <9248>、(9)TOREX <6616>、(10)オロ <3983>。 【大引け】  日経平均は前日比476.91円(1.21%)高の3万9849.14円。TOPIXは前日比23.72(0.86%)高の2773.03。出来高は概算で19億3245万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1053、値下がり銘柄数は528となった。東証グロース250指数は641.64ポイント(3.06ポイント高)。 [2024年12月12日] 株探ニュース

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