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ヤマノホールディングス---最終利益黒字化・V字回復に向け、「既存事業の収益安定化」施策進む
配信日時:2024/11/18 10:45
配信元:FISCO
*10:45JST ヤマノホールディングス---最終利益黒字化・V字回復に向け、「既存事業の収益安定化」施策進む
ヤマノホールディングス<7571>は14日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。
中期経営計画の重点取組みの一つである「既存事業の収益安定化」施策が概ね順調に推移し、各事業の収益性が向上してきた。1店舗当りの平均売上高は、不採算店舗の閉鎖を実施した美容事業は前年を維持し、その他の4事業はすべてで改善した。前期赤字のDSM事業、リユース事業の赤字幅も縮小した。さらに堅調に拡大を続ける教育事業については、2ケタの増収増益となった。
売上高が前年同期比0.5%増の68.45億円、営業損失が0.05億円(前年同期は0.08億円の損失)、経常損失が0.13億円(同0.04億円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損失が0.63億円(同0.09億円の損失)となった。
美容事業の売上高9.16億円(前年同期比5.7%減)、セグメント利益は0.12億円(同541.4%増)となった。不採算店舗の閉鎖を進め前年同期比で8店舗減少したものの、固定費の削減が図られ、収益は大幅に改善した。また、出店エリアの顧客層の変化に対しては、多様なサロン形態を有する強みを活かし店舗業態の転換を実施し、独立志向の従業員に対してはFC化を提案する等、営業体制の最適化を進めた。
和装宝飾事業の売上高は46.46億円(前年同期比2.1%減)、セグメント損失は0.29億円(前年同期は0.47億円の利益)となった。着物のメンテナンスサービスの強化、展示販売会における集客強化等に注力した結果、受注高は回復基調で推移した。一方で、営業資源の有効活用に向けた店舗閉鎖及び移転を進めたことに加え、一部商品で納品遅延が生じた影響が出た。
DSM事業の売上高は4.04億円(前年同期比7.8%減)、セグメント損失は0.19億円(前年同期0.21億円の損失)となった。拠点の統廃合を実施した影響、販売員や顧客の高齢化に伴う販売員稼働数の低下等で減収となったものの、固定費の削減、コスト管理の強化を進めた結果、赤字幅は縮小した。
教育事業の売上高は7.14億円(前年同期比44.8%増)、セグメント利益は0.45億円(前年同期比90.8%増)となった。マンツーマンアカデミーおよび東京ガイダンスが前期に引き続き順調に推移した。加えて、2023年12月に教育事業の3社目として新たにグループ入りした灯学舎が期初より寄与した。
その他の事業の売上高は1.63億円(前年同期比0.4%減)、セグメント損失は0.08億円(前年同期は0.39億円の損失)となった。リユース事業のOLD FLIPにおいても収益改善に向けた構造改革を進めた結果、赤字幅は大幅に縮小した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.2%増の140.00億円、営業利益が同157.8%増の2.60億円、経常利益が同125.2%増の2.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.20億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>
中期経営計画の重点取組みの一つである「既存事業の収益安定化」施策が概ね順調に推移し、各事業の収益性が向上してきた。1店舗当りの平均売上高は、不採算店舗の閉鎖を実施した美容事業は前年を維持し、その他の4事業はすべてで改善した。前期赤字のDSM事業、リユース事業の赤字幅も縮小した。さらに堅調に拡大を続ける教育事業については、2ケタの増収増益となった。
売上高が前年同期比0.5%増の68.45億円、営業損失が0.05億円(前年同期は0.08億円の損失)、経常損失が0.13億円(同0.04億円の利益)、親会社株主に帰属する中間純損失が0.63億円(同0.09億円の損失)となった。
美容事業の売上高9.16億円(前年同期比5.7%減)、セグメント利益は0.12億円(同541.4%増)となった。不採算店舗の閉鎖を進め前年同期比で8店舗減少したものの、固定費の削減が図られ、収益は大幅に改善した。また、出店エリアの顧客層の変化に対しては、多様なサロン形態を有する強みを活かし店舗業態の転換を実施し、独立志向の従業員に対してはFC化を提案する等、営業体制の最適化を進めた。
和装宝飾事業の売上高は46.46億円(前年同期比2.1%減)、セグメント損失は0.29億円(前年同期は0.47億円の利益)となった。着物のメンテナンスサービスの強化、展示販売会における集客強化等に注力した結果、受注高は回復基調で推移した。一方で、営業資源の有効活用に向けた店舗閉鎖及び移転を進めたことに加え、一部商品で納品遅延が生じた影響が出た。
DSM事業の売上高は4.04億円(前年同期比7.8%減)、セグメント損失は0.19億円(前年同期0.21億円の損失)となった。拠点の統廃合を実施した影響、販売員や顧客の高齢化に伴う販売員稼働数の低下等で減収となったものの、固定費の削減、コスト管理の強化を進めた結果、赤字幅は縮小した。
教育事業の売上高は7.14億円(前年同期比44.8%増)、セグメント利益は0.45億円(前年同期比90.8%増)となった。マンツーマンアカデミーおよび東京ガイダンスが前期に引き続き順調に推移した。加えて、2023年12月に教育事業の3社目として新たにグループ入りした灯学舎が期初より寄与した。
その他の事業の売上高は1.63億円(前年同期比0.4%減)、セグメント損失は0.08億円(前年同期は0.39億円の損失)となった。リユース事業のOLD FLIPにおいても収益改善に向けた構造改革を進めた結果、赤字幅は大幅に縮小した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.2%増の140.00億円、営業利益が同157.8%増の2.60億円、経常利益が同125.2%増の2.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.20億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>
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