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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国の景気支援スタンスが引き続き支えとなる流れ
配信日時:2024/10/22 09:58
配信元:FISCO
*09:58JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国の景気支援スタンスが引き続き支えとなる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 130361.56 -0.11%
21日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比137.70ポイント安(-0.11%)の130361.56で引けた。日中の取引レンジは130,156.63-131,123.53となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、成長予想の上方修正も支援材料。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想が前回の3.01%から3.05%に引き上げられている。
【ロシア】MOEX指数 2767.71 0.57%
21日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.81ポイント高(+0.57%)の2767.71ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,759.58-2,779.73となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。原油価格の上昇が支援材料。また、通貨ルーブル安の進行も輸出セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落などが足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 81151.27 -0.09%
21日のインドSENSEX指数は小反落。前日比73.48ポイント安(-0.09%)の81151.27、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.95ポイント安(-0.29%)の24781.10で取引を終えた。
後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。軟調な経済指標が足かせに。7-9月期の経済活動指数は134.3、前期の149.8を下回った。また、7-9月期の上場企業の業績伸び率が前期から鈍化しているとの報告も嫌気された。ほかに、利下げ時期の先送り観測などが引き続きマイナス材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3268.11 +0.20%
週明け21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.55ポイント高(+0.20%)の3268.11ポイントと続伸した。
中国の景気支援スタンスが引き続き支えとなる流れ。寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRが3.35→3.10%(予想は3.15%)、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが3.85→3.60%(予想は3.65%)と予想以上に引き下げられた。また、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は18日、預金準備率の引き下げについても言及している。
<CS>
21日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比137.70ポイント安(-0.11%)の130361.56で引けた。日中の取引レンジは130,156.63-131,123.53となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、成長予想の上方修正も支援材料。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想が前回の3.01%から3.05%に引き上げられている。
【ロシア】MOEX指数 2767.71 0.57%
21日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.81ポイント高(+0.57%)の2767.71ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,759.58-2,779.73となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。原油価格の上昇が支援材料。また、通貨ルーブル安の進行も輸出セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落などが足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 81151.27 -0.09%
21日のインドSENSEX指数は小反落。前日比73.48ポイント安(-0.09%)の81151.27、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.95ポイント安(-0.29%)の24781.10で取引を終えた。
後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。軟調な経済指標が足かせに。7-9月期の経済活動指数は134.3、前期の149.8を下回った。また、7-9月期の上場企業の業績伸び率が前期から鈍化しているとの報告も嫌気された。ほかに、利下げ時期の先送り観測などが引き続きマイナス材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3268.11 +0.20%
週明け21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.55ポイント高(+0.20%)の3268.11ポイントと続伸した。
中国の景気支援スタンスが引き続き支えとなる流れ。寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRが3.35→3.10%(予想は3.15%)、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが3.85→3.60%(予想は3.65%)と予想以上に引き下げられた。また、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は18日、預金準備率の引き下げについても言及している。
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