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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、金融政策スタンスをタカ派から中立に切り替えた
配信日時:2024/10/15 09:56
配信元:FISCO
*09:56JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、金融政策スタンスをタカ派から中立に切り替えた
【ブラジル】ボベスパ指数 130352.86 +0.30%
14日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1012.96ポイント高(+0.78%)の131005.25で引けた。日中の取引レンジは129728.80-131219.61となった。
前日の終値近辺ででもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想が前回調査の3.00%から3.01%に引き上げられた。また、欧米株高も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。インフレ率の加速懸念が指数の足かせとなった。また、原油安なども資源セクターの圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2761.54 +0.46%
14日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.84ポイント高(+0.68%)の2773.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは2723.30-2788.18となった。
軟調な展開が続いた後は後半プラス圏を回復した。欧米株の上昇が買い安心感を与えた。また、中国当局が財政出動を追加するとの観測なども支援材料となった。ほかに、貿易黒字の拡大など経済指標の改善が好感された。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 81973.05 +0.73%
14日のインドSENSEX指数は小反発。前日比591.69ポイント高(+0.73%)の81973.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同163.70ポイント高(+0.66%)の25127.95で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。インド準備銀行(中央銀行)が金融政策スタンスをタカ派から中立に切り替えたことが利下げ期待を高めた。また、年内の米利下げ軌道が大幅に変更されないとの観測も指数をサポート。なお、取引中に発表された9月の卸売物価指数(WPI)の上昇率(前年同月比)は前月の1.31%から1.84%に上昇し、予想の2.00%を下回った。取引終了後に発表された9月の消費者物価指数(CPI)の上昇率(同)は前月の3.65%から5.49%に加速し、予想の5.10%を上回った。
【中国本土】上海総合指数 3284.32 +2.07%
週明け14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比66.58ポイント高(+2.07%)の3284.32ポイントと反発した。
買い戻しが優勢となる流れ。上海総合指数は先週、約2週ぶりの安値を付けていた。中国当局の景気支援策に対する期待感も改めて強まる。週末12日に開かれた財政部の会見では、財政支援で景気を支える方針が示されたが、具体的な規模などに言及がなく、ポジティブサプライズには欠けたものの、市場では、10月末に開かれる全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の承認を待って、財政出動の規模など具体的な内容が明らかにされる可能性が指摘されている。また、中国工業情報化部の汪江平・副部長は14日午前の記者会見で、第4四半期(10-12月)に関連部門と連携し、消費の促進と内需の拡大を図るための具体的な措置をさらに打ち出す方針を表明した。デフレ懸念が強まったことなどを嫌気し(9月の中国物価統計が下振れ)、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は徐々に上げ幅を広げた。
<CS>
14日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1012.96ポイント高(+0.78%)の131005.25で引けた。日中の取引レンジは129728.80-131219.61となった。
前日の終値近辺ででもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想が前回調査の3.00%から3.01%に引き上げられた。また、欧米株高も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。インフレ率の加速懸念が指数の足かせとなった。また、原油安なども資源セクターの圧迫材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2761.54 +0.46%
14日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.84ポイント高(+0.68%)の2773.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは2723.30-2788.18となった。
軟調な展開が続いた後は後半プラス圏を回復した。欧米株の上昇が買い安心感を与えた。また、中国当局が財政出動を追加するとの観測なども支援材料となった。ほかに、貿易黒字の拡大など経済指標の改善が好感された。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 81973.05 +0.73%
14日のインドSENSEX指数は小反発。前日比591.69ポイント高(+0.73%)の81973.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同163.70ポイント高(+0.66%)の25127.95で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。インド準備銀行(中央銀行)が金融政策スタンスをタカ派から中立に切り替えたことが利下げ期待を高めた。また、年内の米利下げ軌道が大幅に変更されないとの観測も指数をサポート。なお、取引中に発表された9月の卸売物価指数(WPI)の上昇率(前年同月比)は前月の1.31%から1.84%に上昇し、予想の2.00%を下回った。取引終了後に発表された9月の消費者物価指数(CPI)の上昇率(同)は前月の3.65%から5.49%に加速し、予想の5.10%を上回った。
【中国本土】上海総合指数 3284.32 +2.07%
週明け14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比66.58ポイント高(+2.07%)の3284.32ポイントと反発した。
買い戻しが優勢となる流れ。上海総合指数は先週、約2週ぶりの安値を付けていた。中国当局の景気支援策に対する期待感も改めて強まる。週末12日に開かれた財政部の会見では、財政支援で景気を支える方針が示されたが、具体的な規模などに言及がなく、ポジティブサプライズには欠けたものの、市場では、10月末に開かれる全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の承認を待って、財政出動の規模など具体的な内容が明らかにされる可能性が指摘されている。また、中国工業情報化部の汪江平・副部長は14日午前の記者会見で、第4四半期(10-12月)に関連部門と連携し、消費の促進と内需の拡大を図るための具体的な措置をさらに打ち出す方針を表明した。デフレ懸念が強まったことなどを嫌気し(9月の中国物価統計が下振れ)、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は徐々に上げ幅を広げた。
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