注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続落、通貨レアル安の進行が指数の足かせに
配信日時:2024/10/01 09:50
配信元:FISCO
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続落、通貨レアル安の進行が指数の足かせに
【ブラジル】ボベスパ指数 131816.44 -0.69%
30日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比913.92ポイント安(-0.69%)の131816.44で引けた。日中の取引レンジは131816.44-133119.79となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行が指数の足かせに。また、ボベスパ指数が引き続き過去の最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力も強まった。一方、指数の下値は限定的。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待や中国の景気対策などが好感された。
【ロシア】MOEX指数 2857.56 -0.03%
30日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.00ポイント安(-0.03%)の2857.56ポイントで引けた。日中の取引レンジは2841.30-2889.87となった。
朝方はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。欧州株の下落が指数の足かせとなった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待や中国の景気刺激策の発表などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 84299.78 -1.49%
30日のインドSENSEX指数は続落。前日比1272.07ポイント安(-1.49%)の84299.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同368.10ポイント安(-1.41%)の25810.85で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢となった。また、成長の伸び鈍化観測なども引き続き警戒された。ほかに、欧州市場の下落や外国人投資家(FII)の売り継続が終盤の下げを拡大させた。
【中国本土】上海総合指数 3336.50 +8.06%
週明け30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比248.97ポイント高(+8.06%)の3336.50ポイントと9日続伸した。昨年5月以来、約1年5カ月ぶりの高値水準を回復している。
投資家のリスク選好が継続する流れ。中国当局は今年の経済成長目標(5.0%前後)達成を図り、景気支援策を集中して打ち出している。直近では、中国人民銀行(中央銀行)が29日、住宅ローン金利の変更を柔軟にすると公表した。広州市政府は29日、住宅購入の規制を全て撤廃すると発表。上海市や深セン市なども規制を緩和することを明らかにした。また、李強・首相は29日、国務院(内閣に相当)で演説し、新しい漸進的な経済政策を適時に検討するとしたうえで、すでに決定している政策の実施ペースを加速していくと述べている。指数は高く寄り付き、徐々に上げ幅を広げた。
<CS>
30日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比913.92ポイント安(-0.69%)の131816.44で引けた。日中の取引レンジは131816.44-133119.79となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行が指数の足かせに。また、ボベスパ指数が引き続き過去の最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力も強まった。一方、指数の下値は限定的。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待や中国の景気対策などが好感された。
【ロシア】MOEX指数 2857.56 -0.03%
30日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.00ポイント安(-0.03%)の2857.56ポイントで引けた。日中の取引レンジは2841.30-2889.87となった。
朝方はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。欧州株の下落が指数の足かせとなった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待や中国の景気刺激策の発表などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 84299.78 -1.49%
30日のインドSENSEX指数は続落。前日比1272.07ポイント安(-1.49%)の84299.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同368.10ポイント安(-1.41%)の25810.85で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢となった。また、成長の伸び鈍化観測なども引き続き警戒された。ほかに、欧州市場の下落や外国人投資家(FII)の売り継続が終盤の下げを拡大させた。
【中国本土】上海総合指数 3336.50 +8.06%
週明け30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比248.97ポイント高(+8.06%)の3336.50ポイントと9日続伸した。昨年5月以来、約1年5カ月ぶりの高値水準を回復している。
投資家のリスク選好が継続する流れ。中国当局は今年の経済成長目標(5.0%前後)達成を図り、景気支援策を集中して打ち出している。直近では、中国人民銀行(中央銀行)が29日、住宅ローン金利の変更を柔軟にすると公表した。広州市政府は29日、住宅購入の規制を全て撤廃すると発表。上海市や深セン市なども規制を緩和することを明らかにした。また、李強・首相は29日、国務院(内閣に相当)で演説し、新しい漸進的な経済政策を適時に検討するとしたうえで、すでに決定している政策の実施ペースを加速していくと述べている。指数は高く寄り付き、徐々に上げ幅を広げた。
<CS>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況