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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は8日続伸、投資家のリスク選好が継続する流れ
配信日時:2024/09/30 09:38
配信元:FISCO
*09:38JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は8日続伸、投資家のリスク選好が継続する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 132730.40 -0.21%
27日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比279.38ポイント安(-0.21%)の132730.40で引けた。日中の取引レンジは132,628.31-133,923.09となった。
前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。ボベスパ指数が過去の最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力が強まった。また、国内の利上げ懸念なども足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。欧米株高や原油価格の上昇が指数をサポートした。また、中国当局が金融緩和を含む一連の景気刺激策を相次いで打ち出していることも引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2858.56 +1.02%
27日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比28.91ポイント高(+1.02%)の2858.56ポイントで引けた。日中の取引レンジは2826.89-2861.95となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。このほか、中国当局が金融緩和を含む一連の景気刺激策を相次いで打ち出していることが引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 85571.85 -0.31%
27日のインドSENSEX指数は小反落。前日比264.27ポイント安(-0.31%)の85571.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同40.90ポイント安(-0.16%)の26175.15で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせ。また、両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売りがやや優勢となった。
【中国本土】上海総合指数 3087.53 +2.88%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比86.58ポイント高(+2.88%)の3087.53ポイントと8日続伸した。6月4日以来、約4カ月ぶりの高値水準を回復している。
投資家のリスク選好が継続する流れ。中国当局は今年の経済成長目標(5.0%前後)達成のため、景気支援策を相次ぎ打ち出している。中央銀行の中国人民銀行は27日、預金準備率を0.5%、7日物リバースレポ金利を0.2%ずつ引き下げた。人民銀の潘功勝・総裁によると、預金準備率の引き下げにより、金融市場に約1兆人民元(約20兆円)の長期資金が供給される見込み。これまでにも、金融緩和や不動産業支援、株価テコ入れなど広範な施策を明らかにしている。
<CS>
27日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比279.38ポイント安(-0.21%)の132730.40で引けた。日中の取引レンジは132,628.31-133,923.09となった。
前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。ボベスパ指数が過去の最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力が強まった。また、国内の利上げ懸念なども足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。欧米株高や原油価格の上昇が指数をサポートした。また、中国当局が金融緩和を含む一連の景気刺激策を相次いで打ち出していることも引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2858.56 +1.02%
27日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比28.91ポイント高(+1.02%)の2858.56ポイントで引けた。日中の取引レンジは2826.89-2861.95となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。このほか、中国当局が金融緩和を含む一連の景気刺激策を相次いで打ち出していることが引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 85571.85 -0.31%
27日のインドSENSEX指数は小反落。前日比264.27ポイント安(-0.31%)の85571.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同40.90ポイント安(-0.16%)の26175.15で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせ。また、両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売りがやや優勢となった。
【中国本土】上海総合指数 3087.53 +2.88%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比86.58ポイント高(+2.88%)の3087.53ポイントと8日続伸した。6月4日以来、約4カ月ぶりの高値水準を回復している。
投資家のリスク選好が継続する流れ。中国当局は今年の経済成長目標(5.0%前後)達成のため、景気支援策を相次ぎ打ち出している。中央銀行の中国人民銀行は27日、預金準備率を0.5%、7日物リバースレポ金利を0.2%ずつ引き下げた。人民銀の潘功勝・総裁によると、預金準備率の引き下げにより、金融市場に約1兆人民元(約20兆円)の長期資金が供給される見込み。これまでにも、金融緩和や不動産業支援、株価テコ入れなど広範な施策を明らかにしている。
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