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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり
配信日時:2024/09/26 09:50
配信元:FISCO
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 131586.45 -0.43%
25日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比569.31ポイント安(-0.43%)の131586.45で引けた。日中の取引レンジは131489.09-132981.78となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。インフレ率の落ち着きなどが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2819.87 +1.35%
25日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比41.85ポイント安(-1.46%)の2830.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは2829.75-2887.68となった。
中盤プラス圏に浮上する場面もあったが、その後は再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。ほかに、欧州市場がさえない展開を示していたことがロシア株の圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 85169.87 +0.30%
25日のインドSENSEX指数は小反発。前日比255.83ポイント高(+0.30%)の85169.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同63.75ポイント高(+0.25%)の26004.15で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させた。国内の利下げ期待の高まりが指数をサポート。また、中国の金融緩和の実施計画もインド市場への資金流入が加速するとの期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 2896.31 +1.16%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.18ポイント高(+1.16%)の2896.31ポイントと6日続伸した。8月2日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。
前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の追加景気支援策が引き続き材料視されている。主要な金融当局が24日、共同で記者会見し、近く預金準備率を引き下げることや、既存住宅ローン金利の引き下げ、株式相場の安定策、国内6大商業銀行の資本増強など広範な景気支援策を明らかにした。中でも、株式相場の安定策がポジティブ。条件を満たす証券会社、ファンド、保険会社に向けたスワップ制度を導入する方針だ。債券や株式ETF(上場投資信託)、CSI300指数構成銘柄を担保とし、国債、中央銀行手形など流動性の高い中央銀行の資産とスワップ(交換)。同制度を通じて得た資金は、株式市場での投資のみに使用できる。相場の先高観が一段と強まった格好だ。人民元高の進行もプラス。中国人民銀行(中央銀行)は25日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を4日連続で元高方向に設定した。25日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が昨年5月以来の元高水準で推移している。
<CS>
25日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比569.31ポイント安(-0.43%)の131586.45で引けた。日中の取引レンジは131489.09-132981.78となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。インフレ率の落ち着きなどが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2819.87 +1.35%
25日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比41.85ポイント安(-1.46%)の2830.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは2829.75-2887.68となった。
中盤プラス圏に浮上する場面もあったが、その後は再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。ほかに、欧州市場がさえない展開を示していたことがロシア株の圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 85169.87 +0.30%
25日のインドSENSEX指数は小反発。前日比255.83ポイント高(+0.30%)の85169.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同63.75ポイント高(+0.25%)の26004.15で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させた。国内の利下げ期待の高まりが指数をサポート。また、中国の金融緩和の実施計画もインド市場への資金流入が加速するとの期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 2896.31 +1.16%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.18ポイント高(+1.16%)の2896.31ポイントと6日続伸した。8月2日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。
前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の追加景気支援策が引き続き材料視されている。主要な金融当局が24日、共同で記者会見し、近く預金準備率を引き下げることや、既存住宅ローン金利の引き下げ、株式相場の安定策、国内6大商業銀行の資本増強など広範な景気支援策を明らかにした。中でも、株式相場の安定策がポジティブ。条件を満たす証券会社、ファンド、保険会社に向けたスワップ制度を導入する方針だ。債券や株式ETF(上場投資信託)、CSI300指数構成銘柄を担保とし、国債、中央銀行手形など流動性の高い中央銀行の資産とスワップ(交換)。同制度を通じて得た資金は、株式市場での投資のみに使用できる。相場の先高観が一段と強まった格好だ。人民元高の進行もプラス。中国人民銀行(中央銀行)は25日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を4日連続で元高方向に設定した。25日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が昨年5月以来の元高水準で推移している。
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