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米外為市場サマリー:一時148円20銭台に上伸したあと伸び悩む

配信日時:2024/08/13 07:54 配信元:MINKABU
 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円21銭前後と前週末に比べて60銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=160円91銭前後と同90銭程度のユーロ高・円安だった。  今週は米国で13日に7月の卸売物価指数(PPI)、14日に7月の消費者物価指数(CPI)、15日に7月の小売売上高といった重要な経済発表が予定されている。前週初めにかけて急速にドル売り・円買いが進んだことから持ち高調整のドル買い・円売りが入りやすかった。また、米長期金利が一時3.96%近辺まで上昇したこともドルの支援材料となり、ドル円相場は一時148円22銭まで上伸した。ただ、中東の地政学リスクなどを背景にNYダウが下げに転じ、米長期金利が低下するとドルは伸び悩み。この日にニューヨーク連銀が発表した7月の消費者調査で、3年後の予想インフレ率が前月から0.6ポイント低下の2.3%となったことも影響し、147円00銭台まで下押す場面があった。一方、米長期金利の低下からユーロ買い・ドル売りが優勢で、つれて対円でもユーロが買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0931ドル前後と前週末に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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