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米外為市場サマリー:一時153円11銭と約2カ月半ぶりの水準に軟化

配信日時:2024/07/25 07:59 配信元:MINKABU
 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=153円89銭前後と前日に比べて1円70銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=166円81銭前後と同2円10銭弱のユーロ安・円高だった。  ロイター通信が24日に「日銀は30~31日の金融政策決定会合で、今後1~2年の国債買い入れの減額方針を決定するとともに経済・物価情勢を点検し、追加利上げの要否について議論する」と報じたことなどを背景に、円売り・ドル買いのポジションを解消する動きが続いた。米S&Pグローバルが同日に発表した7月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値は、総合が前月比0.2ポイント上昇の55.0と2年3カ月ぶりの高水準となったが、製造業PMIが前月から低下したことからドルの支援材料には至らず。欧米株式相場が下落するなどリスクオフ地合いとなるなか、安全通貨とされる円が買われやすかったこともあり、ドル円相場は一時153円11銭と5月上旬以来およそ2カ月半ぶりのドル安・円高水準をつけた。一方、7月のユーロ圏PMIの総合指数が前月から低下したことなどからユーロも軟調だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0840ドル前後と前日に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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