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午前:債券サマリー 先物は小反発、時間外の米金利低下が支援材料

配信日時:2024/07/22 11:39 配信元:MINKABU
 22日の債券市場で、先物中心限月9月限は小反発。時間外取引で米長期金利が低下したことを手掛かりとした買いが流入したが、143円15銭まで上伸したあとは伸び悩んだ。  時間外での米金利低下は、米民主党のバイデン大統領が21日に大統領選からの撤退を表明したことを受け、拡張的な財政政策を掲げるトランプ前大統領の再選を見込んだ米債券の売りポジションをいったん縮小する動きが出たもよう。ただ、バイデン氏の撤退自体には驚きが乏しいうえ、新しい選挙戦の構図が固まるまでは積極的には動きにくく、国内債は次第に上値が重くなった。なお、きょうは財務省が流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)を実施する。  午前11時の先物9月限の終値は、前週末比3銭高の143円07銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時1.030%をつけ、その後は前週末比0.005%低下の1.035%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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