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午後:債券サマリー 先物は続落、長期金利は1.040%に上昇
配信日時:2024/07/19 15:16
配信元:MINKABU
19日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落した。前日の米国市場で債券価格が下落(金利は上昇)し、円債相場の重荷となった。この日は河野太郎デジタル相が記者会見で、外資系メディアのインタビューで日銀の利上げの必要性について発言していたことに関し、日銀に直接利上げを求めているわけではない、と表明したと伝わったが、相場の反応は総じて限定的だった。
午前中、先物はプラス圏で推移する場面があった。日本の総務省が発表した6月の全国消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を下回った。また内閣府は2024年度の日本経済の成長率に関する最新の見通しを示し、成長率の予測をこれまでの1.3%から0.9%に引き下げた。物価高による個人消費の下振れや認証取得不正の問題で自動車販売が停滞したことが背景にあるという。日銀が早期に利上げに踏み切るのは難しいとの見方が広がり、債券に対しては買い戻しを誘う要因となったようだ。
午後は方向感の乏しい展開が続いた。株式市場が不安定感をみせるなかで、海外市場の動向を見極めたいとの心理もあって、積極的に持ち高を一方向に傾けようとする動きは限定的となった。
先物9月限は前営業日比11銭安の143円04銭で取引を終えた。新発10年債利回りは同0.005ポイント高い1.040%に上昇した。
出所:MINKABU PRESS
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