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午前:債券サマリー 先物は小幅続落、米債券安が重荷

配信日時:2024/07/19 11:20 配信元:MINKABU
 19日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅続落した。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)し、円債相場の重荷となった。一方、日本の総務省が発表した6月の全国消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を下回った。日銀による早期の利上げシナリオに不透明感が出たと受け止められ、債券の買い戻しを誘ったことは、相場の下支え要因となった。  米国では7月のフィラデルフィア連銀の製造業景況指数が市場予想を上回った。半面、週間の新規失業保険申請件数が市場予想を上回り、米景気に関して経済指標は強弱入り混じる結果となった。米債券市場では持ち高調整目的の売りがでて、金利に上昇圧力を掛けた。日本の総務省が19日発表した6月の全国CPIは、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比2.6%上昇。伸び率は5月の2.5%を上回ったが、コンセンサスの2.7%には届かなかった。先物は朝安後、プラスに転じる場面があった。  先物9月限は前営業日比1銭安の143円14銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低下の1.030%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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