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午前:債券サマリー 先物は続落、日銀の早期利上げを意識

配信日時:2024/07/18 11:38 配信元:MINKABU
 18日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。河野太郎デジタル相のインタビュー記事をきっかけに、日銀が早期に利上げに動く可能性が意識された。  河野氏は米ブルームバーグ通信が17日に配信したインタビュー記事で、急激な円安がもたらす国内物価への影響などの問題を強調し、「エネルギーや食料品のコストを引き下げるために政策金利を引き上げるよう日銀に求めた」と伝えられた。これを受けて日銀が今月30~31日に開く金融政策決定会合での国債買い入れ減額と利上げの同時決定が警戒され、債券先物は一時142円84銭まで軟化した。ただ、前日の米長期債相場が続伸(金利は低下)したことが下支えとなり、売り一巡後は下げ渋った。なお、きょうは財務省が5年クライメート・トランジション(CT)債入札を実施する。  午前11時の先物9月限の終値は、前日比20銭安の143円02銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.025%上昇の1.055%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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