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米外為市場サマリー:日米要人発言を受け一時156円00銭台に軟化

配信日時:2024/07/18 07:57 配信元:MINKABU
 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円20銭前後と前日に比べて2円15銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=170円88銭前後と同1円70銭程度のユーロ安・円高だった。  この日に河野太郎デジタル相がブルームバーグ・テレビジョンでのインタビューで、急激な円安がもたらす国内物価への影響などの問題を強調し、エネルギーや食料品のコストを引き下げるために政策金利を引き上げるよう日銀に求めたと伝わったことや、トランプ前米大統領がブルームバーグ・ビジネスウィークとのインタビューで「現在は大幅なドル高・円安、ドル高・元安となっており、われわれは大きな通貨問題を抱えている」と述べたことからドル売り・円買いが活発化した。また、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が講演で「経済は利下げが可能になる地点に近づきつつある」との認識を示したことなどもドルの重荷となり、ドル円相場は一時156円07銭と約1カ月ぶりの水準までドル安・円高が進んだ。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0939ドル前後と前日に比べて0.0040ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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