注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら3日続伸、中国景気の持ち直し期待が相場を支える流れ
配信日時:2024/07/03 09:23
配信元:FISCO
*09:23JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら3日続伸、中国景気の持ち直し期待が相場を支える流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 124787.08 +0.06%
2日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比69.01ポイント高(+0.06%)の124787.08で引けた。日中の取引レンジは124310.24-125490.73となった。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。また、経済指標の改善も引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。また、5月の鉱工業生産などが翌日に発表されるため、見極めるムードも強まった。
【ロシア】MOEX指数 3217.29 +0.98%
2日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比31.10ポイント高(+0.98%)の3217.29ポイントで引けた。日中の取引レンジは3190.18-3221.50となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下が好感され、買いは継続。また、通貨ルーブル安の進行も輸出大手の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、5月の小売売上高などが翌日取引時間内に発表される予定となり、慎重ムードも強まった。
【インド】SENSEX指数 79441.45 -0.04%
2日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比34.73ポイント安(-0.04%)の79441.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同18.10ポイント安(-0.08%)の24123.85で取引を終えた。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。また、両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も強まった。また、米長期金利の上昇などが外資の流出懸念を高めた。
【中国本土】上海総合指数 2997.01 +0.08%
2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.28ポイント高(+0.08%)の2997.01ポイントと小幅ながら3日続伸した。
中国景気の持ち直し期待が相場を支える流れ。民間による6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回る51.8に達し、約3年ぶりの高水準を付けたことなどが引き続き材料視された。経済対策に対する期待感も持続している。中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)は、15-18日に開かれる予定だ。ただ、上値は限定的。人民元安の進行が警戒されている。中国人民銀行(中央銀行)は28日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を3日ぶりに元安方向へと設定した。2日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が約8カ月ぶりの元安水準で推移している。
<CS>
2日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比69.01ポイント高(+0.06%)の124787.08で引けた。日中の取引レンジは124310.24-125490.73となった。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。また、経済指標の改善も引き続き支援材料となった。一方、指数の上値は重い。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。また、5月の鉱工業生産などが翌日に発表されるため、見極めるムードも強まった。
【ロシア】MOEX指数 3217.29 +0.98%
2日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比31.10ポイント高(+0.98%)の3217.29ポイントで引けた。日中の取引レンジは3190.18-3221.50となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下が好感され、買いは継続。また、通貨ルーブル安の進行も輸出大手の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、5月の小売売上高などが翌日取引時間内に発表される予定となり、慎重ムードも強まった。
【インド】SENSEX指数 79441.45 -0.04%
2日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比34.73ポイント安(-0.04%)の79441.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同18.10ポイント安(-0.08%)の24123.85で取引を終えた。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。また、両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も強まった。また、米長期金利の上昇などが外資の流出懸念を高めた。
【中国本土】上海総合指数 2997.01 +0.08%
2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.28ポイント高(+0.08%)の2997.01ポイントと小幅ながら3日続伸した。
中国景気の持ち直し期待が相場を支える流れ。民間による6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回る51.8に達し、約3年ぶりの高水準を付けたことなどが引き続き材料視された。経済対策に対する期待感も持続している。中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)は、15-18日に開かれる予定だ。ただ、上値は限定的。人民元安の進行が警戒されている。中国人民銀行(中央銀行)は28日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を3日ぶりに元安方向へと設定した。2日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が約8カ月ぶりの元安水準で推移している。
<CS>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況