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午後:債券サマリー 先物は続落、長期金利1.085%に上昇
配信日時:2024/07/02 15:43
配信元:MINKABU
2日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。前日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことや、円安進行を受けた日銀の政策修正観測の高まりが影響した。
前週開かれた米大統領選に向けたテレビ討論会をきっかけに米債の売り圧力が強まっている。今秋の米大統領選挙で共和党のトランプ前大統領が勝利した場合の財政悪化やインフレ加速が警戒されているようで、前日の米長期金利が一時4.49%と約1カ月ぶりの高水準をつけたことが国内債に売りを促した。また、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りで、ドル円相場が161円台に上伸していることから「円安の進行が日銀の政策正常化を後押しする」との見方が広がりやすく、債券先物は午前に142円37銭まで下押す場面があった。その後はやや下げ渋る動きとなり、この日に財務省が実施した10年債入札も無難に通過したが、米金利動向などが気にされ戻りは限定的だった。なお、10年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が2銭と前回(6月4日)と同じで、応札倍率は3.23倍と前回の3.66倍を下回った。
先物9月限の終値は、前日比23銭安の142円42銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日比0.020%上昇の1.085%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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