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米外為市場サマリー:日米金利差拡大が意識され一時161円70銭台に上伸

配信日時:2024/07/02 07:55 配信元:MINKABU
 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=161円46銭前後と前週末に比べて60銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=173円40銭前後と同1円00銭程度のユーロ高・円安だった。  米景気の底堅さなどを背景に米長期金利の上昇が続くなか、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢だった。この日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した6月の米製造業景況感指数が市場予想を下回ったことから伸び悩む場面もあったが、NYダウをはじめ米主要株価指数の上昇などを支えにドルは上値を伸ばし、ドル円相場は161円73銭をつける場面があった。一方、6月30日に実施されたフランス国民議会(下院)選挙の初回投票では極右の国民連合(RN)が優勢だったものの、市場が懸念していたほどの大勝ではないとの受け止めが広がったことからユーロが対ドルや対円で買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0740ドル前後と前週末に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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