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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、経常収支の改善が支援材料
配信日時:2024/06/26 10:00
配信元:FISCO
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、経常収支の改善が支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 122331.39 -0.25%
25日のブラジル株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比305.57ポイント安(-0.25%)の122331.39で引けた。日中の取引レンジは121997.14-122849.07となった。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。利上げ懸念の後退などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3111.39 +0.43%
25日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.34ポイント高(+0.43%)の3111.39ポイントで引けた。日中の取引レンジは3074.51-3112.82となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。連日の下落で値ごろ感が強ま
り、買い戻しが優勢となった。また、通貨ルーブル安の進行も輸出銘柄の物色手掛
かりとなった。一方、指数の上値は重い。欧州市場の下落が警戒されたほか、欧米
との対立なども引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 78053.52 +0.92%
25日のインドSENSEX指数は続伸。前日比712.45ポイント高(+0.92%)の78053.52、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同183.45ポイント高(+0.78%)の23721.30で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経常収支の改善が支援材料。今年1-3月期の経常収支は57億米ドル(約9063億円)の黒字に転換したと報告された。これは同期の国内総生産(GDP)の0.6%に相当する。黒字転換は11四半期ぶりとなる。また、財政支出の拡大期待なども対象セクターの物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 2950.00 -0.44%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.10ポイント安(-0.44%)の2950.00ポイントと5日続落した。2月20日以来、約4カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。ハイテク分野などを巡る米中対立や、人民元安の進行が懸念された。米国では27日、11月の米大統領選に向け、候補者のバイデン米大統領とトランプ前大統領が討論会に臨む。両者とも中国に対する強硬路線を取っているだけに、更なる圧力が警戒された。人民元の動向に関しては、中国人民銀行(中央銀行)が25日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を5日続けて元安方向に設定している。ただ、下値は限定的。このところの下落基調で値ごろ感が意識されたほか、中国の政策に対する期待感も相場の支えだ。25日開幕した世界経済フォーラム(WEF)の夏季ダボス会議で中国の李強・首相が演説し、「5%前後という今年の中国成長率目標は達成できると確信している」などと自信を示した。目標達成のため、中国政府は経済対策を強めるとの期待が高まっている。指数は一時、プラス圏で推移した。
<CS>
25日のブラジル株式市場は6日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比305.57ポイント安(-0.25%)の122331.39で引けた。日中の取引レンジは121997.14-122849.07となった。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。利上げ懸念の後退などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3111.39 +0.43%
25日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.34ポイント高(+0.43%)の3111.39ポイントで引けた。日中の取引レンジは3074.51-3112.82となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。連日の下落で値ごろ感が強ま
り、買い戻しが優勢となった。また、通貨ルーブル安の進行も輸出銘柄の物色手掛
かりとなった。一方、指数の上値は重い。欧州市場の下落が警戒されたほか、欧米
との対立なども引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 78053.52 +0.92%
25日のインドSENSEX指数は続伸。前日比712.45ポイント高(+0.92%)の78053.52、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同183.45ポイント高(+0.78%)の23721.30で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経常収支の改善が支援材料。今年1-3月期の経常収支は57億米ドル(約9063億円)の黒字に転換したと報告された。これは同期の国内総生産(GDP)の0.6%に相当する。黒字転換は11四半期ぶりとなる。また、財政支出の拡大期待なども対象セクターの物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 2950.00 -0.44%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.10ポイント安(-0.44%)の2950.00ポイントと5日続落した。2月20日以来、約4カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。ハイテク分野などを巡る米中対立や、人民元安の進行が懸念された。米国では27日、11月の米大統領選に向け、候補者のバイデン米大統領とトランプ前大統領が討論会に臨む。両者とも中国に対する強硬路線を取っているだけに、更なる圧力が警戒された。人民元の動向に関しては、中国人民銀行(中央銀行)が25日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を5日続けて元安方向に設定している。ただ、下値は限定的。このところの下落基調で値ごろ感が意識されたほか、中国の政策に対する期待感も相場の支えだ。25日開幕した世界経済フォーラム(WEF)の夏季ダボス会議で中国の李強・首相が演説し、「5%前後という今年の中国成長率目標は達成できると確信している」などと自信を示した。目標達成のため、中国政府は経済対策を強めるとの期待が高まっている。指数は一時、プラス圏で推移した。
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