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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり
配信日時:2024/06/24 09:39
配信元:FISCO
*09:39JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 121341.13 +0.74%
21日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比895.23ポイント高(+0.74%)の121341.13で引けた。日中の取引レンジは120061.04-121580.05となった。
売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、利上げの見送りも好感された。ブラジル中央銀行は20日日本時間未明、市場予想通り政策金利を10.50%に据え置いた。一方、指数の上値は重い。欧州市場の下落などが足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3114.35 -0.29%
21日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.08ポイント安(-0.29%)の3114.35ポイントで引けた。日中の取引レンジは3096.63-3141.25となった。
小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加するとの懸念も引き続き嫌気された。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、一段と下値を模索する展開も見られなかった。
【インド】SENSEX指数 77209.90 -0.35%
21日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比269.03ポイント安(-0.35%)の77209.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同65.90ポイント安(-0.28%)の23501.10で取引を終えた。
買いは先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。また、インドへの外資流入の大幅減なども懸念材料となった。報告によると、2023年のインドへの海外直接投資(FDI)流入額は前年比で43%減少したという。
【中国本土】上海総合指数 2998.14 -0.24%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.30ポイント安(-0.24%)の2998.14ポイントと3日続落した。節目の3000ポイントを割り込み、3月27日以来、約3カ月ぶりの安値水準を切り下げている。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国と西側諸国の関係悪化や、人民元安の進行が警戒されている。中国人民銀行(中央銀行)は21日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を3日続けて元安方向に設定した。ただ、下値は限定的。このところの下げで値ごろ感も高まっている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。
<CS>
21日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比895.23ポイント高(+0.74%)の121341.13で引けた。日中の取引レンジは120061.04-121580.05となった。
売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。また、利上げの見送りも好感された。ブラジル中央銀行は20日日本時間未明、市場予想通り政策金利を10.50%に据え置いた。一方、指数の上値は重い。欧州市場の下落などが足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3114.35 -0.29%
21日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.08ポイント安(-0.29%)の3114.35ポイントで引けた。日中の取引レンジは3096.63-3141.25となった。
小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧州連合(EU)が対ロ制裁を追加するとの懸念も引き続き嫌気された。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、一段と下値を模索する展開も見られなかった。
【インド】SENSEX指数 77209.90 -0.35%
21日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比269.03ポイント安(-0.35%)の77209.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同65.90ポイント安(-0.28%)の23501.10で取引を終えた。
買いは先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。また、インドへの外資流入の大幅減なども懸念材料となった。報告によると、2023年のインドへの海外直接投資(FDI)流入額は前年比で43%減少したという。
【中国本土】上海総合指数 2998.14 -0.24%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.30ポイント安(-0.24%)の2998.14ポイントと3日続落した。節目の3000ポイントを割り込み、3月27日以来、約3カ月ぶりの安値水準を切り下げている。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国と西側諸国の関係悪化や、人民元安の進行が警戒されている。中国人民銀行(中央銀行)は21日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を3日続けて元安方向に設定した。ただ、下値は限定的。このところの下げで値ごろ感も高まっている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。
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