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午後:債券サマリー 先物は下落、長期金利0.950%に上昇
配信日時:2024/06/20 15:59
配信元:MINKABU
20日の債券市場で、先物中心限月9月限は下落。朝方こそ強含む場面がみられたものの買いは続かず、午後には一時143円68銭まで下押した。
債券先物は寄り付き後に前日比2銭高の143円97銭をつけた。前日にブルームバーグ通信などが「日銀による国債買い入れの減額方針を踏まえ、財務省が国債発行の年限を短期化する方向で検討を進めることが分かった」と報じたことで、超長期債を中心に需給が改善するとの見方があった。ただ、その後は前日の欧州市場でドイツやフランスの長期金利が上昇したことや、この日の時間外取引で米長期金利が水準を切り上げていたことが重荷となるかたちで軟化。また、19日に日銀が公表した4月25~26日開催分の金融政策決定会合議事要旨で、1人の委員が「円安を背景に基調的な物価上昇率の上振れが続く場合には、正常化のペースが速まる可能性は十分にある」と指摘していたことも影響しているようだった。きょう財務省が実施した5年債入札は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が2銭と前回(5月14日)の4銭から縮小したほか、応札倍率は3.97倍と前回の3.90倍を上回り、無難な結果となったが相場の反応は乏しかった。
先物9月限の終値は、前日比15銭安の143円80銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で前日比0.020%上昇の0.950%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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