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午前:債券サマリー 先物は続伸、米長期債が買われた流れが波及

配信日時:2024/06/13 11:40 配信元:MINKABU
 13日の債券市場で、先物中心限月9月限は続伸。米5月消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受け、米市場で長期債が買われた流れが東京市場に波及した。  12日に発表された5月の米CPIは、前年同月比の上昇率が3.3%と前月の3.4%から鈍化した。公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果から米連邦準備理事会(FRB)は利下げ開始に慎重との見方もあったが、同日の米長期金利が低下したことが国内債に買いを促した。ただ、きょうから始まる日銀金融政策決定会合に市場参加者の関心が移るなか、債券先物は一時143円59銭まで上伸したあとは上値が重くなった。なお、この日は財務省による流動性供給入札(対象:残存期間15.5年超39年未満)が実施される。  午前11時の先物9月限の終値は、前日比15銭高の143円42銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%低下の0.970%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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