みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:日米金利差拡大が意識されるなか157円00銭台に上伸

配信日時:2024/06/11 07:58 配信元:MINKABU
 10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円04銭前後と前週末に比べて30銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=169円06銭前後と同30銭弱のユーロ安・円高だった。  米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期を巡る不透明感などを背景に、米長期金利が上昇するなか日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢だった。今週は11~12日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントが相次ぐことから模様眺めムードが広がりやすかったが、ドル円相場は157円09銭まで上伸する場面があった。一方、6〜9日に実施された欧州議会選で極右や右派など欧州連合(EU)に懐疑的な勢力が伸長したことで、政局不安などからユーロは売りが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0765ドル前後と前週末に比べて0.0035ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ