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米外為市場サマリー:米雇用統計を受け一時157円00銭台に上伸

配信日時:2024/06/10 07:55 配信元:MINKABU
 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=156円75銭前後と前日に比べて1円15銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=169円33銭前後と同15銭程度のユーロ安・円高だった。  この日に米労働省が発表した5月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月から27万2000人増え、市場予想(18万~19万人)を大きく上回った。失業率は4.0%と前月の3.9%から上昇したが、平均時給の前月比の上昇率は0.4%と4月の0.2%から伸びが加速した。これを受けて市場では米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期が後ずれするとの見方が広がり、米長期金利が上昇するとともにドル買いが流入。日米金利差の拡大が意識されるなか、ドル円相場は一時157円08銭まで上伸した。ただ、FRBが11~12日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル議長の記者会見を見極めたいとして、ドルは買い一巡後にやや上値が重くなった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0801ドル前後と前日に比べて0.0090ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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