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午前:債券サマリー 先物は反落、米債券安重荷 日銀オペは買い入れ額据え置き

配信日時:2024/06/07 11:13 配信元:MINKABU
 7日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反落した。前日の米国市場で長期債価格が下落(金利が上昇)した流れを引き継いだ。一方、日銀の定例の国債買い入れオペで、オファー額が前回から据え置かれたことは需給面で円債相場を下支えする要因となった。  米国市場では5月の雇用統計の公表を控え、持ち高調整目的の売りが債券相場を押し下げ金利が上昇した。日銀が7日午前に通告した国債買い入れオペは、「残存期間1年以下」と「同1年超3年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」が対象。前回のオペで札割れとなった「同1年超3年以下」を含め、全ゾーンでオファー額は据え置きとなった。これを受け先物には買い戻しが入り下げ幅をやや縮小した。  先物6月限は前営業日比18銭安の143円97銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.015ポイント高い0.970%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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