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午前:債券サマリー 先物は大幅続伸、長期金利は1%を下回る

配信日時:2024/06/05 11:12 配信元:MINKABU
 5日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は大幅続伸した。前日の米国市場で長期債相場が上昇(金利が低下)した流れを引き継いだ。  米国の4月雇用動態調査(JOLTS)の求人件数が3月から減少し、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測を広げる格好となった。これを受けて債券選好の流れとなり、米長期金利は4.33%に低下した。国内では利付国債の入札や日銀の国債買い入れオペなど需給イベントがないなかで、先物は一時143円95銭まで上昇した。  米ブルームバーグ通信は日本時間4日夜、日銀が6月の金融政策決定会合で「長期国債の買い入れの減額についてより具体的な方針を示すことの是非を含めて議論する可能性が大きい」と報じた。買い入れ減額シナリオを織り込みつつある円債市場では、売り急ぐ姿勢は限られた。  先物6月限は前営業日比40銭高の143円91銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は0.990%に低下。1%を下回って推移している。 出所:MINKABU PRESS

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