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ヤマノホールディングス---24年3月期は減収なるも教育事業は2ケタ増収・大幅増益に
配信日時:2024/05/17 11:51
配信元:FISCO
*11:51JST ヤマノホールディングス---24年3月期は減収なるも教育事業は2ケタ増収・大幅増益に
ヤマノホールディングス<7571>は15日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比0.5%減の138.37億円、営業利益は同66.2%減の1.00億円、経常利益は同64.4%減の1.02億円、親会社株主に帰属する当期純損失は、連結子会社ののれんの減損損失、不採算店舗の減損損失等を計上し、0.28億円(前年同期は1.73億円の利益)となった。
美容事業の売上高は19.31億円(前期比 1.5%減)、セグメント利益は0.06億円(前期比69.7%減)となった。指名制度の導入やメニュー提案等の強化に努めた結果、顧客単価は上昇したが、前期に実施した不採算店舗の閉鎖により、来店客数の減少等の影響があった。
和装宝飾事業の売上高は95.79億円(前期比 2.5%減)、セグメント利益は1.38億円(前期比53.3%減)となった。来店客数および合同大型展示販売会の来場者数は増加したが、当初、コロナ禍後の本格的な回復を下期以降に見込んでいたが、物価上昇が続く中、消費者心理の低下により顧客単価が低下した。
DSM事業の売上高は8.68億円(前期比8.2%減)、セグメント損失は0.49億円(前期は0.09億円の損失)となった。経営基盤の整備等を図っているが、販売員や顧客の高齢化により依然厳しい状況が続いている。今期は前期に拠点の統廃合を実施した影響や販売員稼働数の低下等もあった。
教育事業の売上高は11.50億円(前期比 22.2%増)、セグメント利益は0.94億円(前期比116.8%増)となった。マンツーマンアカデミーの安定した学習塾運営による増収に加え、2022年5月付で連結子会社に加わった東京ガイダンスが期初より寄与するとともに、2023年12月付で新たに灯学舎がグループ入りした。
その他事業の売上高は3.07億円(前期比31.0%増)、セグメント損失は0.69億円(前期は0.40億円の損失)となった。ヤマノセイビングの前払い式特定取引業による手数料収益及び一般社団法人日本技術技能教育協会の着物着付け教室の運営収益に加え、2022年6月付で連結子会社化した、リユース事業を営むOLD FLIPの業績が期初より寄与した。
2024年3月31日を基準日とする剰余金の配当については行わないことを決定した。
なお、次期の配当については、年間1円を見込んでおり、早期の業績回復・復配を実現し、株主への還元に努めるとしている。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.2%増の140.00億円、営業利益が同157.8%増の2.60億円、経常利益が同125.2%増の2.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.20億円を見込んでいる。
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美容事業の売上高は19.31億円(前期比 1.5%減)、セグメント利益は0.06億円(前期比69.7%減)となった。指名制度の導入やメニュー提案等の強化に努めた結果、顧客単価は上昇したが、前期に実施した不採算店舗の閉鎖により、来店客数の減少等の影響があった。
和装宝飾事業の売上高は95.79億円(前期比 2.5%減)、セグメント利益は1.38億円(前期比53.3%減)となった。来店客数および合同大型展示販売会の来場者数は増加したが、当初、コロナ禍後の本格的な回復を下期以降に見込んでいたが、物価上昇が続く中、消費者心理の低下により顧客単価が低下した。
DSM事業の売上高は8.68億円(前期比8.2%減)、セグメント損失は0.49億円(前期は0.09億円の損失)となった。経営基盤の整備等を図っているが、販売員や顧客の高齢化により依然厳しい状況が続いている。今期は前期に拠点の統廃合を実施した影響や販売員稼働数の低下等もあった。
教育事業の売上高は11.50億円(前期比 22.2%増)、セグメント利益は0.94億円(前期比116.8%増)となった。マンツーマンアカデミーの安定した学習塾運営による増収に加え、2022年5月付で連結子会社に加わった東京ガイダンスが期初より寄与するとともに、2023年12月付で新たに灯学舎がグループ入りした。
その他事業の売上高は3.07億円(前期比31.0%増)、セグメント損失は0.69億円(前期は0.40億円の損失)となった。ヤマノセイビングの前払い式特定取引業による手数料収益及び一般社団法人日本技術技能教育協会の着物着付け教室の運営収益に加え、2022年6月付で連結子会社化した、リユース事業を営むOLD FLIPの業績が期初より寄与した。
2024年3月31日を基準日とする剰余金の配当については行わないことを決定した。
なお、次期の配当については、年間1円を見込んでおり、早期の業績回復・復配を実現し、株主への還元に努めるとしている。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.2%増の140.00億円、営業利益が同157.8%増の2.60億円、経常利益が同125.2%増の2.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.20億円を見込んでいる。
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