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三栄コーポレーション---24年3月期は大幅増益、服飾雑貨事業が大きな伸びを見せる
配信日時:2024/05/15 17:01
配信元:FISCO
*17:01JST 三栄コーポレーション---24年3月期は大幅増益、服飾雑貨事業が大きな伸びを見せる
三栄コーポレーション<8119>は14日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比5.1%減の366.88億円、営業利益が同388.7%増の11.63億円、経常利益が同382.2%増の12.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益が5.38億円(前年同期は1.58億円の損失)となった。
家具家庭用品事業の売上高は前期比21.6%減の172.99億円となった。OEM事業では、巣ごもり需要の大幅な縮小や欧州景気低迷の影響を受け、国内外で売上が大きく減少した。ブランド事業においては、「MINT」などの家具・インテリアのネットショップの売上は前年水準を維持したが、ドイツのテーブルウェアブランド「Villeroy&Boch」等を取扱うエッセンコーポレーションは前期比減少した。なお、事業ポートフォリオ見直しの一環で、エッセンコーポレーションは事業を同社に承継し、2024年2月に会社を解散した。セグメント利益については、前期比2.12億万円減少の6.53億円となった。
服飾雑貨事業の売上高は同27.4%増の140.39億円となった。外出・トラベル関連商材の売上が前期比大幅に増加しており、特にOEM事業において売上高を押し上げた。ブランド事業においても、ベルギーのプレミアム・カジュアルバッグブランド「Kipling」を販売するL&Sコーポレーションの売上が増加したが、ドイツのコンフォートシューズブランド「BIRKENSTOCK」等の小売事業を行うベネクシーは、オリジナルブランドの開発や新ブランドの取り込みを進める事業再編の途上にあり、前期比減少となった。セグメント利益については、前期比9.23億円増加の13.84億円となった。
家電事業の売上高は同4.8%減の36.85億円となった。OEM事業では、上半期は季節商品の売上が好調に推移したが、下半期ではその反動を受け、前期比減少となった。ブランド事業においては、巣ごもり需要の縮小や海外販売の伸び悩みにより、調理家電の売上は苦戦を強いられたが、主にドライヤーの売上が好調に推移したことで理美容家電の売上は伸長し、前期比増加となった。 セグメント利益については、前期比1.54億円改善し、2.21億円の損失となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.3%増の390.00億円、営業利益が同27.0%減の8.50億円、経常利益が同27.9%減の9.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.4%減の4.50億円を見込んでいる。
また同日、2024年3月期の期末配当金について、1株当たり配当金を前回発表予想から60.00円増配の70.00円とすることを発表した。これにより通期での配当は80.00円(前期比60.00円増)となる。
<AS>
家具家庭用品事業の売上高は前期比21.6%減の172.99億円となった。OEM事業では、巣ごもり需要の大幅な縮小や欧州景気低迷の影響を受け、国内外で売上が大きく減少した。ブランド事業においては、「MINT」などの家具・インテリアのネットショップの売上は前年水準を維持したが、ドイツのテーブルウェアブランド「Villeroy&Boch」等を取扱うエッセンコーポレーションは前期比減少した。なお、事業ポートフォリオ見直しの一環で、エッセンコーポレーションは事業を同社に承継し、2024年2月に会社を解散した。セグメント利益については、前期比2.12億万円減少の6.53億円となった。
服飾雑貨事業の売上高は同27.4%増の140.39億円となった。外出・トラベル関連商材の売上が前期比大幅に増加しており、特にOEM事業において売上高を押し上げた。ブランド事業においても、ベルギーのプレミアム・カジュアルバッグブランド「Kipling」を販売するL&Sコーポレーションの売上が増加したが、ドイツのコンフォートシューズブランド「BIRKENSTOCK」等の小売事業を行うベネクシーは、オリジナルブランドの開発や新ブランドの取り込みを進める事業再編の途上にあり、前期比減少となった。セグメント利益については、前期比9.23億円増加の13.84億円となった。
家電事業の売上高は同4.8%減の36.85億円となった。OEM事業では、上半期は季節商品の売上が好調に推移したが、下半期ではその反動を受け、前期比減少となった。ブランド事業においては、巣ごもり需要の縮小や海外販売の伸び悩みにより、調理家電の売上は苦戦を強いられたが、主にドライヤーの売上が好調に推移したことで理美容家電の売上は伸長し、前期比増加となった。 セグメント利益については、前期比1.54億円改善し、2.21億円の損失となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.3%増の390.00億円、営業利益が同27.0%減の8.50億円、経常利益が同27.9%減の9.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.4%減の4.50億円を見込んでいる。
また同日、2024年3月期の期末配当金について、1株当たり配当金を前回発表予想から60.00円増配の70.00円とすることを発表した。これにより通期での配当は80.00円(前期比60.00円増)となる。
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