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午前:債券サマリー 先物は反落、長期金利0.870%に上昇

配信日時:2024/04/22 11:33 配信元:MINKABU
 22日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。中東情勢を巡る緊張感が和らぐなか、前週末にかけて急伸した反動から売りが優勢だった。  19日にはイスラエルがイランを空爆したと伝わったが、市場ではイスラエルによる報復攻撃は限定的な範囲にとどまりそうだとの見方が多く、投資家の過度なリスク回避の動きはいったん落ち着いている。相対的に安全資産とされる債券は売りが出やすく、先物は軟調にスタート。日銀の植田和男総裁が19日の米ワシントンでの講演で「基調的に物価が上昇し続ければ、金利を引き上げる可能性が非常に高い」との考えを示したことも影響し、午前10時30分過ぎには144円24銭まで下押す場面があった。  午前11時の先物6月限の終値は、前週末比41銭安の144円26銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.025%上昇の0.870%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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