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午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、中東情勢の緊迫化で長期金利上昇し0.830%

配信日時:2024/04/19 15:11 配信元:MINKABU
 19日の債券市場で、先物中心限月6月限は大幅続伸した。イスラエルがイランに対し報復攻撃を行ったと、海外メディアが報じた。中東情勢の緊迫化で投資家心理が悪化し、リスク回避ムードが優勢となるなか、安全資産と位置付けられる国債に買いが入った。一方、イランの現地メディアが、核施設に被害はないと報じると、先物は上げ幅をやや縮小。午後は高値圏でのもみあいを続けた。  朝方は売りが先行した。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が講演で、利下げの緊急性はないとの認識を示したほか、米国の週間新規失業保険申請件数が市場予想を下回るなど、米景気の底堅さが意識され、利下げ観測の後退を背景に前日の米国市場で長期債相場は下落(長期金利は上昇)した。米長期金利は4.6%台に乗せたものの、日本時間19日午前にイスラエルによる攻撃が伝わると、時間外取引で急低下した。  先物6月限は前営業日比26銭高の144円67銭で取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.035%低い0.830%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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