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米外為市場サマリー:介入警戒感から一時154円10銭台に軟化

配信日時:2024/04/18 07:57 配信元:MINKABU
 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円39銭前後と前日に比べて30銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=164円77銭前後と同50銭弱のユーロ高・円安だった。  米利下げ観測の後退を手掛かりとしたドル買いと日本政府・日銀による円買い介入への警戒感を背景とした円買いが交錯するなか、序盤のNY市場のドル円相場は154円60銭台を中心にもみあった。ただ、この日に開かれた日米韓の財務相会合で「最近の急速な円安とウォン安への日韓の深刻な懸念を認識し、外国為替市場での動向について引き続き緊密に協議する」との共同声明がまとめられたことが伝わると、ドル円相場はドル売り・円買いで反応。米20年債入札の堅調な結果を受けて米長期金利が低下したこともドルの重荷となり、一時154円16銭まで軟化した。一方、足もとで軟調な展開が続いていたユーロは、米長期金利の上昇一服で欧米金利差の縮小が意識されたこともあって買いが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0673ドル前後と前日に比べて0.0050ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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