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午前:債券サマリー 先物は続落、米債安波及し長期金利一時0.700%に上昇

配信日時:2024/02/28 11:18 配信元:MINKABU
 28日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は続落した。前日の米国市場で長期債相場が下落(長期金利は上昇)したことが重荷となった。  米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事が27日の講演で、政策スタンスの変更には慎重な姿勢で臨むとの考えを示し、市場の早期利下げ期待をけん制した。米財務省が実施した7年債入札は無難な結果と受け止められたものの、29日に発表される1月の米個人消費支出(PEC)デフレーターを見極めたいとの姿勢が広がるなか、米国債は売りに押されて長期金利は4.3%に上昇した。  日銀は28日、「残存期間5年超10年以下」と「同10年超25年以下」、「同25年超」、物価連動債を対象とする4本の国債買い入れオペを通告した。オファー額はいずれも前回と同額となり、需給面での安心感をもたらした。  先物3月限は前営業日比12銭安の146円35銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.010%高い0.695%で推移。一時0.700%に上昇した。 出所:MINKABU PRESS

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