みんかぶニュース 為替・FX

午前:債券サマリー 先物は反落、予想上回るCPIが影響

配信日時:2024/02/27 11:38 配信元:MINKABU
 27日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。総務省が朝方発表した1月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことなどが影響した。  1月のCPIは、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同月比で2.0%上昇と市場予想(1.8%の上昇)から上振れた。これを受けて日銀が金融政策の正常化を進めるとの思惑が広がり、債券先物は売り優勢でスタート。前日に米長期金利が上昇したことも重荷となり、午前9時ごろには146円34銭まで下押す場面があった。その後は下げ渋る動きとなったが、きょう実施される5年物のグリーントランスフォーメーション(GX)経済移行債(クライメート・トランジション国債)入札を控えて戻りは限定的だった。  午前11時の先物3月限の終値は、前日比17銭安の146円37銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%上昇の0.700%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ