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米外為市場サマリー:米長期金利上昇を手掛かりに一時150円80銭台に上伸

配信日時:2024/02/27 07:57 配信元:MINKABU
 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円70銭前後と前週末に比べて20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円53銭前後と同70銭弱のユーロ高・円安だった。  欧州時間に米長期金利が上昇に転じたことをきっかけにドル買い・円売りが優勢となった。この日に発表された1月の米新築住宅販売件数が2カ月連続で増加し、米経済の底堅さが示されたこともあり、ドル円相場は一時150円84銭まで上伸した。ただ、その後は13日につけた直近高値150円88銭が意識されたほか、29日に米連邦準備理事会(FRB)が重視する米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控えていることから上値が重くなった。一方、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が「賃金上昇圧力は依然強い」などと述べ、早期利下げ観測が後退するなかユーロが買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0851ドル前後と前週末に比べて0.0030ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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