注目トピックス 日本株
ACCESS---ストップ高、防衛省がIOWNを安全保障に活用へと伝わる
配信日時:2024/02/26 11:18
配信元:FISCO
*11:18JST ACCESS---ストップ高、防衛省がIOWNを安全保障に活用へと伝わる
ACCESS<4813>はストップ高。防衛省では、今春にも民間の次世代通信技術を安全保障に活用するための計画を策定すると報じられている。NTTが開発中の次世代通信基盤「IOWN」を第1弾に想定とされている。IOWNは光通信技術で通信網を築く構想であり、情報を電気信号に置き換えずに送信できるのが特徴となっている。同社は昨年12月、IOWNの発展を目的としてNTTと資本提携を締結しており、関連銘柄として関心が向かう展開になっているようだ。
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注目トピックス 日本株
オータケ:長年磨いてきた管工機材の調達力・提案力を武器にした持続的成長
*09:15JST オータケ:長年磨いてきた管工機材の調達力・提案力を武器にした持続的成長
オータケ<7434>は、管工機材の専門商社としてバルブ、継手、パイプ、給排水資材などを幅広く扱い、国内外の建設需要やインフラ整備を背景に安定した事業基盤を築いてきた。主要メーカーとの長年の取引に裏付けられた強固な調達網と、物流拠点を活用した迅速な供給力を武器に、地域に根差した営業体制を展開している。2025年5月期からは連結決算へ移行し、規模拡大を見据えた経営体制を整備した。同社の強みは、第一に幅広い商品ラインアップと調達力である。バルブや配管資材をはじめ、各種管工機材を総合的に扱うことができる点は顧客にとって利便性が高く、取引の安定につながっている。第二に提案型営業の展開であり、単なる商社機能にとどまらず、顧客のニーズに応じて最適な商品やサービスを組み合わせて提案している。これは来年で創業80周年を迎える同社の長い歴史の中で蓄積してきた業界・製品への深い知見によるものである。さらに、自己資本比率59.0%と財務基盤が安定しており、成長投資と株主還元の両立を可能にしている。直近の2025年5月期業績(連結)は、売上高32,993百万円(予算比3.1%増)、977百万円(予算比2.8%増)となった。管工機材の需要が堅調に推移し、特に愛知県三河エリア・首都圏への出荷が好調だったほか、粗利率の改善も見られた。2026年5月期については売上高34,000百万円(前期比3.1%増)、営業利益1,000百万円(同2.3%増)を計画し、安定成長の持続を見込んでいる。今後の成長見通しとして、同社は第2次中期経営計画(2025年5月期~2027年5月期・単体)を掲げ、売上高340億円、営業利益11.2億円、経常利益13.2億円、ROE8%の達成を目指している。戦略の柱は、(1)既存事業の収益力強化、(2)事業領域拡大による成長促進、(3)サステナビリティ・人的資本経営の実践、(4)資本コストや株価を意識した経営の実現である。具体的には、新たなB to BのECサイト「タケコム」のローンチや管工事部門の新設により新たな収益源の確保を進め、M&Aや協業による事業領域拡大を成長ドライバーと位置付けている。こうした取り組みにより、従来の卸売業から高付加価値型の事業モデルへの進化を加速させている。前期中期経営計画の目標は目標値を大きく前倒しで達成した実績があり、第2次計画の達成についても期待が高まる。株主還元については、累進配当方針を導入し、安定的かつ持続的な株主還元の強化を打ち出している。2025年5月期の年間配当は37円と前期の35円から増配しており、今後も利益成長に応じて配当を引き上げていく方針である。加えて、自己株式取得も実施し、資本効率の改善や株主価値向上を図っている。PBRは依然として0.5倍前後と低水準にあるが、今後のROE向上などの中長期計画が順調に進捗すれば大きく改善することも考えられる。総じて、同社は管工機材業界における強固な調達・供給網と顧客基盤を背景に安定成長を続けている。今後は、事業領域拡大と資本効率改善を両立させながら持続的な企業価値向上を実現できるかに注目していきたい。
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2025/10/28 09:15
注目トピックス 日本株
ディーエムエス、サンテック◆今日のフィスコ注目銘柄◆
*09:10JST ディーエムエス、サンテック◆今日のフィスコ注目銘柄◆
ディーエムエス<9782>8月25日につけた3395円をピークに調整を継続しているが、10月9日の2810円を安値に直近でリバウンドをみせてきている。前日の上昇で上値抵抗線として意識される25日線を捉えており、3100円近辺で推移する75日線が次のターゲットになりそうだ。一目均衡表では雲を下回って推移しているが、足もとで転換線が支持線として機能している。遅行スパンは実線に接近しており、来週にも上方シグナルを発生させてきそうだ。サンテック<1960>第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は270.00億円から282.03億円、営業利益を3.00億円から11.78億円に上方修正した。売上高につては、マレーシアにおけるデータセンター及び半導体工場の工事などが計画比で増加したことにより前回公表の業績予想を上回る見込み。利益面でも、マレーシアの売上高の増加に伴い売上総利益が増加する。
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2025/10/28 09:10
注目トピックス 日本株
ADR日本株ランキング~日本電産など全般売り優勢、シカゴは大阪比105円安の50485円~
*08:07JST ADR日本株ランキング~日本電産など全般売り優勢、シカゴは大阪比105円安の50485円~
ADR(米国預託証券)の日本株は、対東証比較(1ドル152.78円換算)で、日本電産<6594>、ゆうちょ銀行<7182>、キヤノン<7751>、豊田自動織機<6201>、リクルートHD<6098>、武田薬品工業<4502>、セブン&アイ・HD<3382>などが下落し、全般売り優勢。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比105円安の50485円。米国株式市場は続伸。ダウ平均は337.47ドル高の47544.59ドル、ナスダックは432.59ポイント高の23637.46で取引を終了した。対中通商交渉を巡り、トランプ大統領やベッセント財務長官の週末インタビューでの発言で、合意期待に寄り付き後、上昇。人工知能(AI)関連の強い需要を期待し、ハイテクも買われ、続伸した。連邦準備制度理事会(FRB)が明日から開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決定することを期待した買いも手伝い、相場は終日堅調に推移。終盤にかけ上げ幅を拡大し、過去最高値を更新し終了した。27日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円57銭まで下落後、153円20銭まで上昇し152円88銭で引けた。ベッセント米財務長官が中国と首脳会談に向けた枠組みで合意したとの発言で米中首脳会談での通商合意期待にリスク選好の動きが強まり、さらに、米10月ダラス連銀製造業活動指数の改善で円売り、ドル買いが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1631ドルから1.1652ドルまで上昇し、1.1646ドルで引けた。ドイツの10月IFO企業景況感指数の改善で、ユーロ買いが強まった。NY原油先物12月限は伸び悩み(NYMEX原油12月限終値:61.31 ↓0.19)。■ADR上昇率上位銘柄(27日)<2801> キッコーマン 17.5ドル 1337円 (77円) +6.11%<9107> 川崎汽船 15.1ドル 2307円 (108円) +4.91%<8601> 大和証券G本社 7.93ドル 1212円 (28円) +2.36%<8309> 三井住友トラHD 5.56ドル 4251円 (62円) +1.48%<8113> ユニ・チャーム 3.26ドル 996円 (8.3円) +0.84%■ADR下落率下位銘柄(27日)銘柄コード 銘柄名 終値(ドル) 日本円換算価格 日本終値比 騰落率<6594> 日本電産 3.15ドル 1925円 (-645.5円) -25.11%<7182> ゆうちょ銀行 10.18ドル 1555円 (-173円) -10.01%<8830> 住友不動産 20.59ドル 6290円 (-545円) -7.97%<5020> ENEOS 11.81ドル 902円 (-68.9円) -7.1%<7259> アイシン精機 17ドル 2597円 (-125.5円) -4.61%■その他ADR銘柄(27日)銘柄コード 銘柄名 終値(ドル) 日本円換算価格 日本終値比<2914> 日本たばこ産業 16.34ドル 4993円 (-17円)<3382> セブン&アイ・HD 13.09ドル 2000円 (-17円)<4063> 信越化学工業 15.37ドル 4696円 (-29円)<4502> 武田薬品工業 14.17ドル 4330円 (-39円)<4519> 中外製薬 22.17ドル 6774円 (-13円)<4543> テルモ 16.69ドル 2550円 (-12円)<4568> 第一三共 26.2ドル 4003円 (4円)<4661> オリエンランド 22.77ドル 3479円 (-13円)<4901> 富士フイルム 11.7ドル 3575円 (-21円)<5108> ブリヂストン 22.26ドル 6802円 (-43円)<6098> リクルートHD 10.24ドル 7822円 (-83円)<6146> ディスコ 35.4ドル 54084円 (-166円)<6178> 日本郵政 9.48ドル 1448円 (-9.5円)<6201> 豊田自動織機 108.01ドル 16502円 (-293円)<6273> SMC 17.15ドル 52404円 (134円)<6301> 小松製作所 38.17ドル 5832円 (-32円)<6367> ダイキン工業 12.15ドル 18563円 (-127円)<6501> 日立製作所 31.01ドル 4738円 (0円)<6503> 三菱電機 53.44ドル 4082円 (-8円)<6594> 日本電産 3.15ドル 1925円 (-645.5円)<6702> 富士通 25.6ドル 3911円 (-10円)<6723> ルネサス 6.15ドル 1879円 (-11円)<6758> ソニー 28.7ドル 4385円 (-17円)<6857> アドバンテスト 119.2ドル 18211円 (16円)<6902> デンソー 15.11ドル 2309円 (-6円)<6954> ファナック 16.2ドル 4950円 (-23円)<6981> 村田製作所 9.91ドル 3028円 (-13円)<7182> ゆうちょ銀行 10.18ドル 1555円 (-173円)<7203> トヨタ自動車 209.22ドル 3196円 (-22円)<7267> 本田技研工業 31.75ドル 1617円 (-2円)<7741> HOYA 158.64ドル 24237円 (-108円)<7751> キヤノン 29.53ドル 4512円 (-140円)<7974> 任天堂 21.2ドル 12956円 (-94円)<8001> 伊藤忠商事 117.06ドル 8942円 (-34円)<8002> 丸紅 251.48ドル 3842円 (-6円)<8031> 三井物産 503.19ドル 3844円 (-13円)<8035> 東京エレク 100.08ドル 30580円 (-40円)<8053> 住友商事 30.98ドル 4733円 (-6円)<8058> 三菱商事 24.6ドル 3758円 (-14円)<8306> 三菱UFJFG 14.9ドル 2276円 (3円)<8316> 三井住友FG 16.05ドル 4087円 (-12円)<8411> みずほFG 6.51ドル 4973円 (11円)<8591> オリックス 24.91ドル 3806円 (7円)<8725> MS&ADインシHD 21.41ドル 3271円 (-22円)<8766> 東京海上HD 39.18ドル 5986円 (-32円)<8801> 三井不動産 31.9ドル 1625円 (-2円)<9432> NTT 26.5ドル 162円 (-0.5円)<9433> KDDI 16.08ドル 2457円 (-10.5円)<9983> ファーストリテ 37ドル 56529円 (-91円)<9984> ソフトバンクG 83.66ドル 25563円 (93円)
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2025/10/28 08:07
注目トピックス 日本株
前日に動いた銘柄 part2 テクノホライゾン、インタートレード、内海造船など
*07:32JST 前日に動いた銘柄 part2 テクノホライゾン、インタートレード、内海造船など
銘柄名<コード>27日終値⇒前日比大同メタル工業<7245> 1171 -64連日の株価急伸に過熱警戒感も。信越化学工業<4063> 4725 -1807-9月期営業益は市場予想を小幅に下振れ。シマノ<7309> 17425 -46028日に決算発表控えて換金売り優勢か。テクセンドフォトマスク<429A> 3450 -140高値接近で戻り売り圧力が優勢か。住友重機械工業<6302> 4362 -73造船業界向けクレーンへの期待で足元強い動きが続いたが。テクノホライゾン<6629> 513 +80上半期の大幅増益決算がインパクトに。インタートレード<3747> 936 +150ステーブルコイン関連に再度関心が向かい。アストマックス<7162> 280 +30地熱発電関連としてはやされる形。PLANT<7646> 1889 +229前期上振れ着地や今期増益見通しを好感。日本ギア工業<6356> 880 +136原発関連として関心高まる格好か。Speee<4499> 2700 +292ステーブルコイン関連として関心。ジャパンエン<6016> 14180 +1380造船株高の流れに乗る格好で。明海グループ<9115> 800 +85造船株高が海運株にも波及の形。内海造船<7018> 16880 +3000造船関連の小型株として上値追いが続く。ヒガシHD<9029> 1954 +182上半期上振れ着地で通期予想を上方修正。SE H&I<9478> 402 +33自己株式の取得実施発表を材料視。桜島埠頭<9353> 2668 -307信用取引規制強化や決算発表受けての出尽くし感で。エアクロ<9557> 348 -2「アニバーサリークルーズ」を運営するSPICE SERVEと業務提携。上値は重い。AeroEdge<7409> 6010 -101株を3株に分割すると発表し前週末買われる。27日は人気離散。CANBAS<4575> 865 -143抗がん剤候補化合物CBP501の新薬承認・上市の目標時期を変更。セレンディップ<7318> 6550 +280前週末に年初来高値更新し先高期待高まる。エーアイ<4388> 488 -326年3月期上期業績見込みを上方修正し前週末人気化。27日は人気離散。サイエンスアーツ<4412> 1656 +141年初来高値更新し売買活発。JDSC<4418> 1560 -14623日高値でひとまず達成感。リアルゲイト<5532> 3150 +12025日線回復し先高期待高まる。カラダノート<4014> 513 -65前週末ストップ高の反動安。エイチエムコム<265A> 1066 -24「衛星データ×FAST-Dによる漏水検知システム」の実証フェーズの方向性決定。上値は重い。
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2025/10/28 07:32
注目トピックス 日本株
前日に動いた銘柄 part1 第一稀元素化学工業、アステリア、東洋エンジニアリングなど
*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1 第一稀元素化学工業、アステリア、東洋エンジニアリングなど
銘柄名<コード>27日終値⇒前日比くろがね工作所<7997> 1042 +71株主優待制度を導入。東亜合<4045> 1601.5 +58株主優待制度を導入。丸大食<2288> 1998 +10426年3月期上期利益見込みを上方修正。大分銀<8392> 5260 +25026年3月期上期業績見込みを上方修正。ウェルスマネジ<3772> 1139 +96第一生命HD<8750>と資本業務提携。タナベ<9644> 695 +1326年3月期上期業績見込みを上方修正。第一稀元素化学工業<4082> 1450 +356レアアース不使用のジルコニア材料開発を引き続き材料視。アステリア<3853> 1644 +300JPYCが本日からステーブルコインを発行へ。東洋エンジニアリング<6330> 2937 +392日米首脳会談控えてレアアース関連に関心継続。電算システムHD<4072> 4015 +410ステーブルコイン関連としてアステリアに連れ高。ソリトンシステムズ<3040> 1871 +209サイバーセキュリティ関連として物色の矛先向かう。東京計器<7721> 6520 +900防衛関連のほか造船関連としても物色向かう。キオクシアHD<285A> 9810 +1030米サンディスクの連日の急騰が刺激。中国塗料<4617> 4420 +470日米が造船に関する協力覚書を締結と伝わり。キヤノンマーケティングジャパン<8060> 6625 +486業績上方修正や自社株買いを発表。川崎重工業<7012> 12630 +1045日米首脳会談控えて防衛関連物色続く。いよぎんHD<5830> 2316.5 +127.5日銀会合接近の中、本日は銀行株も全面高の展開となり。東亜建設工業<1885> 2544 +183レアアース関連の一角として物色。JX金属<5016> 2090 +139半導体株高支援にリバウンド続ける。日東精工<5957> 692 +53寄り付き直後に急伸も手掛かり材料は不明。浜松ホトニクス<6965> 1816.5 +113核融合発電関連として高市政策に期待続く。カナデビア<7004> 1207 +63船用機器手掛け造船関連として物色。HOYA<7741> 24345 +1345個別材料観測されないがハイテク主導の好地合いに乗る。太陽誘電<6976> 4125 +236野村證券では目標株価を引き上げ。テスホールディングス<5074> 380 +13地熱発電分野への関心か。アドバンテスト<6857> 17960 +880SOX指数上昇を背景に半導体関連の強い動きが継続。霞ヶ関キャピタル<3498> 18195 -1115大規模公募増資実施による希薄化を嫌気。KOA<6999> 1432 -72業績上方修正で先週末に大幅高。
<CS>
2025/10/28 07:15
注目トピックス 日本株
ニーズウェル---生成AIを中心とした先端技術検証支援業務を受注
*18:59JST ニーズウェル---生成AIを中心とした先端技術検証支援業務を受注
ニーズウェル<3992>は22日、生成AIを中心とした先端技術検証支援業務を受注したと発表した。企業のDX推進が進む中で、生成AIなどの先端技術を迅速に導入できる専門チームの体制強化を支援する。同社は、AIシステム導入や生成AI関連ソリューション構築の実績が評価され、今回の受注に至った。今後は関連ベンダーと連携し、DX推進や競争力向上に寄与する。同社のAIサービスは、画像認識・解析、データ分析・予測、最適化、生成AI活用を軸に、AIモデル構築から導入・保守までを包括的に支援。既存データを分析し、業種を問わずAIモデル化が可能であり、実証実験や学習データ最適化にも対応している。さらに、少量データから統計的調査とシンプルなAIモデルを作成することで、短納期・低コストの導入を実現している。こうした強みを活かし、企業のDX化と業務効率化を推進しながら、信頼性の高いAIソリューションの提供を目指している。
<AK>
2025/10/27 18:59
注目トピックス 日本株
ニーズウェル---「AI医師スケジューリング」開発状況および試験運用開始
*18:57JST ニーズウェル---「AI医師スケジューリング」開発状況および試験運用開始
ニーズウェル<3992>は23日、長崎大学と産学共同で開発を進めている「AI医師スケジューリング」の開発状況および試験運用開始について発表した。2024年4月施行の「医師の働き方改革」により、医療現場ではシフト管理の複雑化が課題となっており、同社と長崎大学はこれを解決するため、医師のシフトスケジュールを自動生成する「AI医師スケジューリング」の共同研究を進めてきた。AIが勤務時間のバランスや医師配置を分析し、最適なシフトを自動生成する仕組みで、診療科ごとの柔軟な導入や他病院への展開も可能としている。2025年3月のプロジェクト開始から半年でPoC(実証実験)を実施し、9月には長崎大学病院で生成AIの性能確認と最適化を完了。10月中旬からは第二回PoCを行い、実運用に近い環境でAI連携の動作検証を進めている。11月には同病院で試験運用を開始予定で、得られたフィードバックをもとに品質向上と機能改善を図る。正式なサービスインは2025年12月1日を予定しており、将来的に得られた成果を他の大学病院などへも展開する計画。
<AK>
2025/10/27 18:57
注目トピックス 日本株
ミネベアミツミ:精密技術と量産力で世界を支える「相合」精密部品メーカー、株価の上値余地大きい
*17:31JST ミネベアミツミ:精密技術と量産力で世界を支える「相合」精密部品メーカー、株価の上値余地大きい
ミネベアミツミ<6479>は、ベアリングなどの機械加工品事業、半導体、小型モーター、電子デバイスなどの電子機器事業、自動車部品・産業機械・住宅機器事業を手掛ける超精密部品メーカーである。ミニチュア・小径ボールベアリングで世界シェア約60%を誇り、外径22mm以下の精密軸受で他社の追随を許さない。月産約4億個超という圧倒的規模の生産キャパシティを持ち、製造装置の多くを自社開発することで、高精度とローコストを両立させている。ベアリングの外輪・内輪間にボールを組み込み、摩擦を軽減するこの部品は、回転を伴うあらゆる機器に欠かせない。精密な球体加工と加工公差の制御が品質を左右するが、同社はこの分野で長年にわたり技術的優位を築いてきた。そのほか、HDD(ハードディスクドライブ)用ピボットアッセンブリーの世界シェア90%、1直リチウムイオン電池用保護IC80%とグローバルマーケットの中でニッチ分野に特化し、高いシェアを獲得。売上高に対する世界シェアNo.1製品の割合は50%を占めている。事業セグメントは、プレシジョンテクノロジーズ(PT)、モーター・ライティング&センシング(MLS)、セミコンダクタ&エレクトロニクス(SE)、アクセスソリューションズ(AS)の4つに大別される。PT(2025年3月期売上高構成比16.8%)とMLS(同26.8%)は旧ミネベアの超精密加工技術、大量生産技術を核とした機械加工・電子部品事業である。SE(同34.7%)は旧ミツミ電機を源流とする半導体・電子部品事業で、個別顧客仕様に対応するアナログ半導体や光デバイスを中心に展開する。AS(同21.5%)は旧ユーシンなどを中心とする自動車部品領域で、ドアハンドル・ミラーといった車載コンポーネントをTier1として供給している。各セグメントに国内外の競合が一定存在するが、同社は「超精密×大量生産」という製造業としての二軸の強みによって差別化している。ベアリングでは中国メーカーとも競合するが、微細な加工精度と量産安定性において群を抜く。半導体では顧客個別ニーズに対応したニッチ市場で高収益を確保している。2026年3月期第1四半期の連結業績は、売上高366,925百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益17,432百万円(同7.8%減)となり、売上は1Qとして過去最高を更新。売上高、営業利益とも計画を上回る着地となったようだ。セグメント別では、PTが高い収益力を維持した。データセンター向けファンモーター用途がボールベアリング外販数量の約3分の1を占め、AIサーバー需要の拡大を背景に数量好調。航空機向け需要も中長期的には回復基調にあり、エアバスやボーイングの生産増が追い風となっている。MLSはHDDスピンドルモーターやバッテリー保護モジュールが牽引する一方、自動車向けモーターはコンテンツグロース(搭載点数増加)により、自動車生産台数伸び悩みの影響を最小限に抑えた。SEは増収減益となり、スマートフォン向けカメラモジュールやゲーム機向け組立などサブコア事業は低採算だが、アナログ・パワー半導体領域では20%前後の利益率を確保している。ASは減収減益となり、世界的な自動車生産調整の影響でトップラインは停滞したが、コスト改善と製品の高付加価値化を進めている。そのほか、米相互関税15%の前提において、1Qは直接・間接ともに業績影響は軽微だったようだ。通期業績見通しはリスクシナリオを引き上げており、ベースシナリオは売上高1,520,000百万円、営業利益100,000百万円、純利益71,000百万円を据え置いている。市場環境面では、1973年から2026年にかけて世界のGDPがCAGR6%成長するなか、同社のベアリング生産数量は約2900倍かつCAGR16.2%成長を遂げてきた。今後も、生成AIなどによるデータ量の拡大、ロボティクス技術の発達、モビリティの発展が進む中で、世界のGDPの成長に伴って市場の1人当たりの可処分所得が上がり、高級機能製品が売れ、高級部品の必然性は高まっていく。なかでも、直近はデータセンター投資が拡大しているが、サーバー出荷台数CAGR19.8%成長、ファンモーター市場CAGR17.9%成長とされ、同社のベアリング・モーター需要も長期的に拡大が見込まれる。航空機需要回復やEV部品のコンテンツ増もプラス要因となろう。中期経営計画では、8本の成長領域(ベアリング、モーター、アナログ半導体、アクセス製品、センサー、コネクタ・スイッチ、電源、無線・通信・ソフトウェア)のうち4本を確定事業と位置づけ、残る4本の確定化を目指す。利益構造の高度化に向けては営業改革を推進し、案件ごとの利益可視化とインセンティブ制度の導入を進めている。成長ドライバーとして「ヒューマノイド」「ドローン」「自動運転」を掲げ、いずれも精密部品やセンシング技術などを活かせる領域として注力中。とりわけヒューマノイドロボット向け部品では、関節駆動やセンサー系で既存製品群をパッケージ供給できる点を強みとしている。11月下旬にはIRデーを開催し、これら新成長領域の定量目標を提示予定としており、非常に注目しておきたいところ。株主還元については、中期的なキャッシュアロケーションポリシーに基づき、安定した配当を実施している。フリーキャッシュフローの50%還元を基本方針とし、配当性向30%程度を目線に置く。自己株式取得についても選択肢としつつ、資本構成を考慮しながら機動的に対応する姿勢を示している。総括すると、ミネベアミツミは超精密加工と大量生産技術を軸に、ベアリング・モーター・半導体といった異なる事業群を「相合」によって有機的に連携させる総合精密部品メーカーである。AI・データセンター・EVといった構造的成長領域への露出が高く、足元業績も安定して推移。今後はヒューマノイドやドローンなど新分野への展開が本格化し、コングロマリットディスカウントの解消余地を内包する。株価は昨年7月高値3799円から乖離があり、上値余地がのこっているなか、精密技術とグローバル量産力を兼ね備えたグローバルニッチトップ企業として今後の動向に注目しておきたい。
<FA>
2025/10/27 17:31
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅続伸、ソフトバンクGとアドバンテの2銘柄で約621円押し上げ
*16:42JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅続伸、ソフトバンクGとアドバンテの2銘柄で約621円押し上げ
27日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり200銘柄、値下がり25銘柄、変わらず0銘柄となった。前週末24日の米国市場は堅調。消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待に加え、10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを確信した買いが終日続いた。終盤にかけて上げ幅を拡大し、相場は過去最高値を更新し終了した。前週末の米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は大幅続伸でスタート。初めて5万円の大台に乗せた後は、終日高値圏での推移を継続した。前週末の米株高の流れに加え、米中対立の緩和期待や円安加速も追い風となり、幅広い銘柄が堅調に推移した。また、高市首相とトランプ米大統領による首脳会談に先んじて行われた、両氏による短時間の電話協議も先行き期待に繋がると捉えられ、投資家心理にポジティブに働いた。今週は国内主要企業の決算発表のほかにも注目イベントが数多く予定されているが、終日買い手優位の状態が続いた。大引けの日経平均は前営業日比1212.67円高の50512.32円となった。東証プライム市場の売買高は19億2747万株、売買代金は6兆1130億円だった。業種別では、非鉄金属、精密機器、証券・商品先物取引業などを筆頭に、東証全業種が上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は87%、対して値下がり銘柄は10%となっている。値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテ<6857>となり、2銘柄で日経平均を約621円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは川崎重工<7012>で9.02%高、同2位はフジクラ<5803>で7.98%高だった。一方、値下がり寄与トップは信越化学<4063>、同2位は中外製薬<4519>となり、2銘柄で日経平均を約45円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップも信越化学で3.67%安、同2位は良品計画<7453>で2.20%安だった。*15:30現在日経平均株価 50512.32(+1212.67)値上がり銘柄数 200(寄与度+1272.99)値下がり銘柄数 25(寄与度-60.32)変わらず銘柄数 0○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9984> ソフトバンクG 25470 1590 321.22<6857> アドバンテ 18195 1115 300.34<9983> ファーストリテ 56620 1280 103.44<5803> フジクラ 19355 1430 48.15<8035> 東エレク 30620 350 35.35<6762> TDK 2589 60.5 30.56<6988> 日東電工 4068 168 28.28<7741> HOYA 24345 1345 22.64<6954> ファナック 4973 91 15.32<7203> トヨタ自動車 3218 91 15.32<9433> KDDI 2467.5 33.5 13.54<6367> ダイキン工業 18690 360 12.12<8058> 三菱商事 3772 90 9.09<4543> テルモ 2562 32 8.62<6920> レーザーテック 22310 630 8.48<6976> 太陽誘電 4125 236 7.95<6305> 日立建機 5179 228 7.68<8001> 伊藤忠商事 8976 226 7.61<6301> 小松製作所 5864 226 7.61<8015> 豊田通商 4567 75 7.58○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<4063> 信越化 4725 -180 -30.30<4519> 中外製薬 6787 -148 -14.95<7453> 良品計画 3028 -68 -4.58<6098> リクルートHD 7905 -25 -2.53<6506> 安川電機 4509 -39 -1.31<8801> 三井不動産 1627 -12 -1.21<4021> 日産化学 5396 -27 -0.91<2801> キッコーマン 1260 -4.5 -0.76<4568> 第一三共 3999 -6 -0.61<6752> パナHD 1821 -18 -0.61<6302> 住友重機械工業 4362 -73 -0.49<3099> 三越伊勢丹HD 2492 -13 -0.44<5301> 東海カーボン 1104.5 -9.5 -0.32<3697> SHIFT 1140 -8.5 -0.29<3407> 旭化成 1222.5 -6.5 -0.22<2501> サッポロHD 7534 -25 -0.17<4385> メルカリ 2348.5 -4.5 -0.15<3289> 東急不動産HD 1255.5 -3.5 -0.12<3436> SUMCO 1672.5 -31.5 -0.11<9735> セコム 5205 -1 -0.07
<CS>
2025/10/27 16:42
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