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三栄コーポレーション---3Q各利益が大幅に黒字化、通期連結業績予想の上方修正を発表
配信日時:2024/02/05 15:42
配信元:FISCO
*15:42JST 三栄コーポレーション---3Q各利益が大幅に黒字化、通期連結業績予想の上方修正を発表
三栄コーポレーション<8119>は2日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.9%減の261.55億円、営業利益が7.50億円(前年同期は1.27億円の損失)、経常利益が8.16億円(同0.88億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が4.43億円(同1.72億円の損失)となった。
家具家庭用品事業の売上高は前年同期比27.1%減の120.71億円となった。巣ごもり需要の大幅な落ち込みや欧州景気低迷の影響、継続商品の一部失注などにより、OEM事業では国内外で売り上げが大きく減少した。ブランド事業においても、ドイツのテーブルウェアブランド「Villeroy&Boch(ビレロイアンドボッホ)」等を取扱うエッセンコーポレーションや「MINT(ミント)」などの家具・インテリアのネットショップの売り上げが、前年同期比減少した。セグメント利益については、売上総利益率の改善や販管費は減少したものの、売上高の減少を主因として、同1.85億円減の3.67億円となった。
服飾雑貨事業の売上高は同22.6%増の100.59億円となった。外出・トラベル関連の旺盛な需要増を受け、関連商材の売り上げが前年同期比大幅に回復しており、特にOEM事業において売上高を押し上げた。ブランド事業においても、ベルギーのプレミアム・カジュアルバッグブランド「Kipling(キプリング)」を販売するL&Sコーポレーションの売り上げが増加したが、ドイツのコンフォートシューズブランド「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」等を販売するベネクシーは、オリジナルブランドの開発や新ブランドの取り込みを進める事業再編の途上にあり、前年同期比減少となった。セグメント利益については、売上高の増加に加え、ブランド販売子会社での採算性向上などが寄与し、同7.57億円増の10.03億円となった。
家電事業の売上高は同1.7%増の27.51億円となった。OEM事業では、上半期好調に推移した季節商品の売り上げが減退したことを主因に、前年同期比減少に転じた。ブランド事業においては、海外向け販売が前年同期比伸び悩むなど、調理家電の売り上げは苦戦を強いられたが、主にドライヤーの売り上げが好調に推移したことで理美容家電の売り上げが伸長し、全体として前年同期比増加に転じた。なお、理美容家電・調理家電のブランド販売子会社ゼリックコーポレーションは2023年4月1日付けで同社に吸収合併(簡易合併・略式合併)している。セグメント利益については、売上高の増加に加えて、売上総利益率の改善や販管費の削減により、同1.91億円改善し、1.91億円の損失となった。
2024年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比4.3%減(前回予想比5.7%増)の370.00億円、営業利益が同257.0%増(同80.9%増)の8.50億円、経常利益が同228.4%(同41.7%増)の8.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が4.50億円(同50.0%増)としている。
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家具家庭用品事業の売上高は前年同期比27.1%減の120.71億円となった。巣ごもり需要の大幅な落ち込みや欧州景気低迷の影響、継続商品の一部失注などにより、OEM事業では国内外で売り上げが大きく減少した。ブランド事業においても、ドイツのテーブルウェアブランド「Villeroy&Boch(ビレロイアンドボッホ)」等を取扱うエッセンコーポレーションや「MINT(ミント)」などの家具・インテリアのネットショップの売り上げが、前年同期比減少した。セグメント利益については、売上総利益率の改善や販管費は減少したものの、売上高の減少を主因として、同1.85億円減の3.67億円となった。
服飾雑貨事業の売上高は同22.6%増の100.59億円となった。外出・トラベル関連の旺盛な需要増を受け、関連商材の売り上げが前年同期比大幅に回復しており、特にOEM事業において売上高を押し上げた。ブランド事業においても、ベルギーのプレミアム・カジュアルバッグブランド「Kipling(キプリング)」を販売するL&Sコーポレーションの売り上げが増加したが、ドイツのコンフォートシューズブランド「BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)」等を販売するベネクシーは、オリジナルブランドの開発や新ブランドの取り込みを進める事業再編の途上にあり、前年同期比減少となった。セグメント利益については、売上高の増加に加え、ブランド販売子会社での採算性向上などが寄与し、同7.57億円増の10.03億円となった。
家電事業の売上高は同1.7%増の27.51億円となった。OEM事業では、上半期好調に推移した季節商品の売り上げが減退したことを主因に、前年同期比減少に転じた。ブランド事業においては、海外向け販売が前年同期比伸び悩むなど、調理家電の売り上げは苦戦を強いられたが、主にドライヤーの売り上げが好調に推移したことで理美容家電の売り上げが伸長し、全体として前年同期比増加に転じた。なお、理美容家電・調理家電のブランド販売子会社ゼリックコーポレーションは2023年4月1日付けで同社に吸収合併(簡易合併・略式合併)している。セグメント利益については、売上高の増加に加えて、売上総利益率の改善や販管費の削減により、同1.91億円改善し、1.91億円の損失となった。
2024年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比4.3%減(前回予想比5.7%増)の370.00億円、営業利益が同257.0%増(同80.9%増)の8.50億円、経常利益が同228.4%(同41.7%増)の8.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が4.50億円(同50.0%増)としている。
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