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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、早期の米利下げ期待の後退が引き続き警戒
配信日時:2024/01/19 09:29
配信元:FISCO
*09:29JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、早期の米利下げ期待の後退が引き続き警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 127315.74 -0.94%
18日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1208.09ポイント安(-0.94%)の127315.74で引けた。日中の取引レンジは127315.74-129046.63となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。早期の米利下げ期待の後退が引き続き警戒され、売りは継続した。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や税制改革の推進などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3178.85 -0.20%
18日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.38ポイント安(-0.20%)の3178.85ポイントで引けた。日中の取引レンジは3176.72-3193.54となった。
前半はプラス圏で推移したが、後半はマイナス圏に転落した。早期の米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、中国の国内総生産(GDP、10-12月期)の下振れも足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や欧米市場の上昇などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 71186.86 -0.44%
18日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比313.90ポイント安(-0.44%)の71186.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同109.70ポイント安(-0.51%)の21462.25で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、後半は下げ幅を縮小させた。早期の米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、インド準備銀行(中央銀行)がインフレ抑制スタンスを継続する姿勢を示していることも利下げ期待を後退させた。ほかに、紅海危機で輸出業界の資金繰りが厳しくなっているとの報告が同セクターの圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2845.78 +0.43%
18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.17ポイント高(+0.43%)の2845.78ポイントと反発した。
自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、約3年8カ月ぶりの安値を付けたとあって、値ごろ感が着目されている。指数は一時2.6%安と売られたものの、引けにかけてプラスに転じた。もっとも、上値は限定されている。中国経済の先行き不透明感が重しとなった。
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18日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1208.09ポイント安(-0.94%)の127315.74で引けた。日中の取引レンジは127315.74-129046.63となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。早期の米利下げ期待の後退が引き続き警戒され、売りは継続した。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や税制改革の推進などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3178.85 -0.20%
18日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.38ポイント安(-0.20%)の3178.85ポイントで引けた。日中の取引レンジは3176.72-3193.54となった。
前半はプラス圏で推移したが、後半はマイナス圏に転落した。早期の米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、中国の国内総生産(GDP、10-12月期)の下振れも足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や欧米市場の上昇などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 71186.86 -0.44%
18日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比313.90ポイント安(-0.44%)の71186.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同109.70ポイント安(-0.51%)の21462.25で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、後半は下げ幅を縮小させた。早期の米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、インド準備銀行(中央銀行)がインフレ抑制スタンスを継続する姿勢を示していることも利下げ期待を後退させた。ほかに、紅海危機で輸出業界の資金繰りが厳しくなっているとの報告が同セクターの圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2845.78 +0.43%
18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.17ポイント高(+0.43%)の2845.78ポイントと反発した。
自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、約3年8カ月ぶりの安値を付けたとあって、値ごろ感が着目されている。指数は一時2.6%安と売られたものの、引けにかけてプラスに転じた。もっとも、上値は限定されている。中国経済の先行き不透明感が重しとなった。
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