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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日ぶりに反落、高値警戒感から利益確定売り圧力
配信日時:2024/01/17 10:28
配信元:FISCO
*10:28JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日ぶりに反落、高値警戒感から利益確定売り圧力
【ブラジル】ボベスパ指数 129294.04 -1.69%
16日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.69%(2226.87ポイント)安の129294.04で引けた。日中の取引レンジは129146.61-131516.52となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株の下落を受け、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、早期の米利下げ期待の後退なども外資の流出懸念を高めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。
【ロシア】MOEX指数 3179.45 -0.17%
16日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.17%(5.43ポイント)安の3179.45ポイントで引けた。日中の取引レンジは3162.98-3187.14となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株の下落を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、原油価格の下落も指数の足かせとなった。このほか、最近の上昇で足元では高値警戒感が強い。一方、中国の金融緩和に対する期待の高まりが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 73128.77 -0.27%
16日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反落。前日比199.16ポイント安(-0.27%)の73128.77、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同65.15ポイント安(-0.29%)の22032.30で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させた。両指数ともきのうまで5日続伸して過去最高値を連日で更新しており、高値警戒感から利益確定売り圧力が強まった。また、卸売物価指数(WPI)の上昇も利下げ期待を後退させた。12月のWPI上昇率は0.73%となり、9月ぶりの高水準を記録。食品価格の上昇がWPIを押し上げたもようだ。
【中国本土】上海総合指数 2893.99 +0.27%
16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.70ポイント高(+0.27%)の2893.99ポイントと続伸した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。前日公表された1月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利は低下予想に反し据え置かれたが、当局は金融緩和などで経済を支えるとの期待が続いている。中国証券報は16日、1-3月期中に政策金利や預金準備率が引き下げられる可能性があると報じた。また、「中国当局が一部の機関投資家に対し、株式を売却しないよう指示したもよう」と伝わったことも下値不安を和らげさせている。指標発表を前にした買い手控えなどで安く推移していたが、指数は引けにかけてプラスに転じた。中国ではあす17日の取引時間中に、12月の小売売上高や鉱工業生産、23年通年のGDP成長率などが公表される。
<AK>
16日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1.69%(2226.87ポイント)安の129294.04で引けた。日中の取引レンジは129146.61-131516.52となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株の下落を受け、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、早期の米利下げ期待の後退なども外資の流出懸念を高めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。
【ロシア】MOEX指数 3179.45 -0.17%
16日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.17%(5.43ポイント)安の3179.45ポイントで引けた。日中の取引レンジは3162.98-3187.14となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株の下落を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、原油価格の下落も指数の足かせとなった。このほか、最近の上昇で足元では高値警戒感が強い。一方、中国の金融緩和に対する期待の高まりが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 73128.77 -0.27%
16日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反落。前日比199.16ポイント安(-0.27%)の73128.77、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同65.15ポイント安(-0.29%)の22032.30で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させた。両指数ともきのうまで5日続伸して過去最高値を連日で更新しており、高値警戒感から利益確定売り圧力が強まった。また、卸売物価指数(WPI)の上昇も利下げ期待を後退させた。12月のWPI上昇率は0.73%となり、9月ぶりの高水準を記録。食品価格の上昇がWPIを押し上げたもようだ。
【中国本土】上海総合指数 2893.99 +0.27%
16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.70ポイント高(+0.27%)の2893.99ポイントと続伸した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。前日公表された1月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利は低下予想に反し据え置かれたが、当局は金融緩和などで経済を支えるとの期待が続いている。中国証券報は16日、1-3月期中に政策金利や預金準備率が引き下げられる可能性があると報じた。また、「中国当局が一部の機関投資家に対し、株式を売却しないよう指示したもよう」と伝わったことも下値不安を和らげさせている。指標発表を前にした買い手控えなどで安く推移していたが、指数は引けにかけてプラスに転じた。中国ではあす17日の取引時間中に、12月の小売売上高や鉱工業生産、23年通年のGDP成長率などが公表される。
<AK>
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