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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退
配信日時:2024/01/10 09:51
配信元:FISCO
*09:51JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退
【ブラジル】ボベスパ指数 131446.59 -0.74%
9日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比979.95ポイント安(-0.74%)の131446.59で引けた。日中の取引レンジは131203.45-132425.91となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外市場の下落が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が高まった。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料。ほかに、ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も強まった。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3158.58 +0.71%
9日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.03ポイント安(-0.10%)の3155.55ポイントで引けた。日中の取引レンジは3143.03-3158.72となった。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤は前日の終値近辺まで回復した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、欧米市場の下落も指数の足かせとなった。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 71386.21 +0.04%
9日のインドSENSEX指数は強含み。前日比30.99ポイント高(+0.04%)の71386.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.15%(31.85ポイント)高の21544.85で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。昨夜の欧米株高を受け、インド株も買いが先行。また、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退させた。
【中国本土】上海総合指数 2893.25 +0.20%
9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.71ポイント高(+0.20%)の2893.25ポイントと4日ぶりに反発した。
金融緩和の期待感が相場を支える流れ。複数メディアが9日までに報じたところによれば、中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策司の鄒瀾・司長はこのほど、「公開市場操作や中期貸出制度(MLF)、預金準備率などの金融政策ツールを用いて、与信の合理的な伸びを支援する」と述べ、早期の緩和を示唆した。中国10年債利回りの低下基調が強まっていることも、緩和観測を後押ししている。
<CS>
9日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比979.95ポイント安(-0.74%)の131446.59で引けた。日中の取引レンジは131203.45-132425.91となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外市場の下落が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が高まった。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料。ほかに、ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も強まった。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3158.58 +0.71%
9日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.03ポイント安(-0.10%)の3155.55ポイントで引けた。日中の取引レンジは3143.03-3158.72となった。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤は前日の終値近辺まで回復した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、欧米市場の下落も指数の足かせとなった。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 71386.21 +0.04%
9日のインドSENSEX指数は強含み。前日比30.99ポイント高(+0.04%)の71386.21、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.15%(31.85ポイント)高の21544.85で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。昨夜の欧米株高を受け、インド株も買いが先行。また、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退させた。
【中国本土】上海総合指数 2893.25 +0.20%
9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.71ポイント高(+0.20%)の2893.25ポイントと4日ぶりに反発した。
金融緩和の期待感が相場を支える流れ。複数メディアが9日までに報じたところによれば、中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策司の鄒瀾・司長はこのほど、「公開市場操作や中期貸出制度(MLF)、預金準備率などの金融政策ツールを用いて、与信の合理的な伸びを支援する」と述べ、早期の緩和を示唆した。中国10年債利回りの低下基調が強まっていることも、緩和観測を後押ししている。
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