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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国の景気支援スタンスが支えとなる流れ
配信日時:2024/01/04 10:00
配信元:FISCO
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国の景気支援スタンスが支えとなる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 132833.95 +0.10%
3日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比137.33ポイント高(+0.10%)の132833.95で引けた。日中の取引レンジは132250.07-133575.58となった。
前半は軟調な値動きを示したが、その後は買い戻された。原油価格の上昇が支援材料。また、外資の流入が加速しているとの報告も好感された。一方、欧米市場の下落が指数の上値を抑えた。また、早期の米利下げ観測の後退なども足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3130.23 +1.00%
3日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比31.12ポイント高(+1.00%)の3130.23ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,099.10-3,132.76となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、株式市場への資金流入が加速するとの期待も支援材料となった。一方、欧州市場の下落が指数の足かせに。また、多くの金融機関などが新年の大型連休で休みとなるため、積極的な売買も手控えられた。
【インド】SENSEX指数 71356.60 -0.75%
3日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比535.88ポイント安(-0.75%)の71356.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同148.45ポイント安(-0.69%)の21517.35で取引を終えた。
売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤下げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。また、欧州市場の下落も終盤の売り圧力を高めた。
【中国本土】上海総合指数 2967.25 +0.17%
3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.97ポイント高(+0.17%)の2967.25ポイントと反発した。
中国の景気支援スタンスが支えとなる流れ。中国人民銀行(中央銀行)が2日に発表したデータによれば、人民銀の担保付き補完貸出(PSL)による政策銀行への融資残高は昨年12月末時点で3兆2520億人民元に上り、11月末時点の2兆9020億人民元から大幅に拡大している。PSLは都市再開発に向けた資金供給となるため、不動産支援を強化したとの見方だ。また、アナリストの間からは、人民銀は政策金利や預金準備率の引き下げなど金融緩和を進めるとの分析も流れている。もっとも、上値は重い。米長期金利の上昇や対米ドルの人民元安、米中対立の激化などが不安材料としてくすぶる中、指数は安く推移する場面もあった。
<CS>
3日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比137.33ポイント高(+0.10%)の132833.95で引けた。日中の取引レンジは132250.07-133575.58となった。
前半は軟調な値動きを示したが、その後は買い戻された。原油価格の上昇が支援材料。また、外資の流入が加速しているとの報告も好感された。一方、欧米市場の下落が指数の上値を抑えた。また、早期の米利下げ観測の後退なども足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3130.23 +1.00%
3日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比31.12ポイント高(+1.00%)の3130.23ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,099.10-3,132.76となった。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、株式市場への資金流入が加速するとの期待も支援材料となった。一方、欧州市場の下落が指数の足かせに。また、多くの金融機関などが新年の大型連休で休みとなるため、積極的な売買も手控えられた。
【インド】SENSEX指数 71356.60 -0.75%
3日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比535.88ポイント安(-0.75%)の71356.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同148.45ポイント安(-0.69%)の21517.35で取引を終えた。
売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤下げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。また、欧州市場の下落も終盤の売り圧力を高めた。
【中国本土】上海総合指数 2967.25 +0.17%
3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.97ポイント高(+0.17%)の2967.25ポイントと反発した。
中国の景気支援スタンスが支えとなる流れ。中国人民銀行(中央銀行)が2日に発表したデータによれば、人民銀の担保付き補完貸出(PSL)による政策銀行への融資残高は昨年12月末時点で3兆2520億人民元に上り、11月末時点の2兆9020億人民元から大幅に拡大している。PSLは都市再開発に向けた資金供給となるため、不動産支援を強化したとの見方だ。また、アナリストの間からは、人民銀は政策金利や預金準備率の引き下げなど金融緩和を進めるとの分析も流れている。もっとも、上値は重い。米長期金利の上昇や対米ドルの人民元安、米中対立の激化などが不安材料としてくすぶる中、指数は安く推移する場面もあった。
<CS>
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