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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移
配信日時:2023/12/21 09:57
配信元:FISCO
*09:57JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移
【ブラジル】ボベスパ指数 130804.17 -0.79%
20日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1046.73ポイント安(-0.79%)の130804.17で引けた。日中の取引レンジは130709.80-132340.75となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢。また、欧米市場の下落や地政学的リスクなども圧迫材料となった。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。
【ロシア】MOEX指数 3104.66 +0.68%
20日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比21.02ポイント高(+0.68%)の3104.66ポイントで引けた。日中の取引レンジは3088.74-3113.92となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇や通貨ルーブル安の進行で輸出銘柄に買いが継続した。一方、指数の上値は重い。海外株の下落などが足かせとなった。また、中国景気の先行き不透明感なども引き続き警戒された。
【インド】SENSEX指数 70506.31 -1.30%
20日のインドSENSEX指数は反落。前日比930.88ポイント安(-1.30%)の70506.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同302.95ポイント安(-1.41%)の21150.15で取引を終えた。
前半はプラス圏で推移したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。両指数とも過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせとなった。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2902.11 -1.03%
20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比30.28ポイント安(-1.03%)の2902.11ポイントと反落した。22年10月31日以来、約1年2カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
中国経済の先行き不安が投資家心理を冷やす流れ。足元では、景気鈍化を示唆する中国指標が相次いでいるほか、不動産デベロッパーの債務問題もくすぶっている。また、消費活動の停滞も懸念される状況だ。政府関係者の間から景気懸念をけん制する発言が相次ぐ中、指数は強含む場面がみられたものの、中盤から下げ足を速めている。一方、朝方公表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り1年物、5年物いずれも現行水準(それぞれ3.45%、4.20%)に据え置かれた。
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20日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1046.73ポイント安(-0.79%)の130804.17で引けた。日中の取引レンジは130709.80-132340.75となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢。また、欧米市場の下落や地政学的リスクなども圧迫材料となった。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。
【ロシア】MOEX指数 3104.66 +0.68%
20日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比21.02ポイント高(+0.68%)の3104.66ポイントで引けた。日中の取引レンジは3088.74-3113.92となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇や通貨ルーブル安の進行で輸出銘柄に買いが継続した。一方、指数の上値は重い。海外株の下落などが足かせとなった。また、中国景気の先行き不透明感なども引き続き警戒された。
【インド】SENSEX指数 70506.31 -1.30%
20日のインドSENSEX指数は反落。前日比930.88ポイント安(-1.30%)の70506.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同302.95ポイント安(-1.41%)の21150.15で取引を終えた。
前半はプラス圏で推移したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。両指数とも過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の足かせとなった。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 2902.11 -1.03%
20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比30.28ポイント安(-1.03%)の2902.11ポイントと反落した。22年10月31日以来、約1年2カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
中国経済の先行き不安が投資家心理を冷やす流れ。足元では、景気鈍化を示唆する中国指標が相次いでいるほか、不動産デベロッパーの債務問題もくすぶっている。また、消費活動の停滞も懸念される状況だ。政府関係者の間から景気懸念をけん制する発言が相次ぐ中、指数は強含む場面がみられたものの、中盤から下げ足を速めている。一方、朝方公表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り1年物、5年物いずれも現行水準(それぞれ3.45%、4.20%)に据え置かれた。
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