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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ
配信日時:2023/12/20 09:43
配信元:FISCO
*09:43JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 131850.90 +0.59%
19日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比767.08ポイント高(+0.59%)の131850.90で引けた。日中の取引レンジは131085.81-132046.93となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。米長期金利の低下が好感され、買いは継続。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。一方、ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感からやや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MOEX指数 3083.64 +0.24%
19日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.38ポイント高(+0.24%)の3083.64ポイントで引けた。日中の取引レンジは3066.34-3091.26となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。海外株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。通貨ルーブル高の進行が輸出銘柄の売り圧力を強めた。
【インド】SENSEX指数 71437.19 +0.17%
19日のインドSENSEX指数は小反発。前日比122.09ポイント高(+0.17%)の71437.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同34.45ポイント高(+0.16%)の21453.10で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が支援材料。地場の格付け会社アイ・シー・アール・エイ(Icra)は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.2%から6.5%に引き上げた。これより先、インド準備銀行(中央銀行)は23年度のインド成長予想を7.0%に上方修正したばかりだ。また、23年度の財政赤字目標が達成されるとの見通しも財政支出の拡大期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 2932.39 +0.05%
19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.59ポイント高(+0.05%)の2932.39ポイントと5日ぶりに反発した。
自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。指数はこのところ下落基調を強め、年初来の安値を更新して推移しただけに、値ごろ感が着目されている。もっとも、上値は限定的。足元では、景気鈍化を示唆する中国指標が相次いでいる。今月11~12日に開催された中央経済工作会議では、市場が期待する強力な景気刺激策導入の方針は打ち出されなかった。指数は安く推移する場面もみられている。
<CS>
19日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比767.08ポイント高(+0.59%)の131850.90で引けた。日中の取引レンジは131085.81-132046.93となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。米長期金利の低下が好感され、買いは継続。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。一方、ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感からやや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MOEX指数 3083.64 +0.24%
19日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.38ポイント高(+0.24%)の3083.64ポイントで引けた。日中の取引レンジは3066.34-3091.26となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。海外株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。通貨ルーブル高の進行が輸出銘柄の売り圧力を強めた。
【インド】SENSEX指数 71437.19 +0.17%
19日のインドSENSEX指数は小反発。前日比122.09ポイント高(+0.17%)の71437.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同34.45ポイント高(+0.16%)の21453.10で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が支援材料。地場の格付け会社アイ・シー・アール・エイ(Icra)は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.2%から6.5%に引き上げた。これより先、インド準備銀行(中央銀行)は23年度のインド成長予想を7.0%に上方修正したばかりだ。また、23年度の財政赤字目標が達成されるとの見通しも財政支出の拡大期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 2932.39 +0.05%
19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.59ポイント高(+0.05%)の2932.39ポイントと5日ぶりに反発した。
自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。指数はこのところ下落基調を強め、年初来の安値を更新して推移しただけに、値ごろ感が着目されている。もっとも、上値は限定的。足元では、景気鈍化を示唆する中国指標が相次いでいる。今月11~12日に開催された中央経済工作会議では、市場が期待する強力な景気刺激策導入の方針は打ち出されなかった。指数は安く推移する場面もみられている。
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