注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続落、投資家のリスク回避スタンスが継続する流れ
配信日時:2023/12/08 09:42
配信元:FISCO
*09:42JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続落、投資家のリスク回避スタンスが継続する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 126009.57 +0.31%
7日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比386.92ポイント高(+0.31%)の126009.57で引けた。日中の取引レンジは125565.53-126581.04となった。
おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。内需関連の上昇が指数の上げを主導した。また、米株高なども買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。また、欧州株の下落も警戒された。
【ロシア】MOEX指数 3073.63 -0.19%
7日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.87ポイント安(-0.19%)の3073.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは3041.11-3084.50となった。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。インフレ率の加速が指数の足かせに。また、ルーブル高も輸出資源大手の売り手掛かりとなった。ほかに、欧州市場の下落がロシア株の売り圧力を強めた。一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 69521.69 -0.19%
7日のインドSENSEX指数は 日ぶりに反落。前日比132.04ポイント安(-0.19%)の69521.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.55ポイント安(-0.17%)の20901.15で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。両指数とも前日まで6日連続で上昇しており、過熱感から利益確定売りが優勢。また、政府が年度内の財政支出上限を5837億8000万ルピーに規制していることも、財政支出の拡大期待を後退させた。ほかに、米中景気の減速懸念が輸出の拡大期待を後退させた。
【中国本土】上海総合指数 2966.21 -0.09%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.73ポイント安(-0.09%)の2966.21ポイントと小幅ながら4日続落した。10月24日以来の安値水準を切り下げている。
投資家のリスク回避スタンスが継続する流れ。中国経済の先行き不安が続いている。格付会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは6日、中国の信用格付け見通し引き下げに続き、石油関連など中国主要企業18社の格付け見通しも「安定的(ステーブル)」から「弱含み(ネガティブ)」に引き下げた。そのほか、地方政府傘下の投資会社(地方融資平台、LGFV)26社を格下げ方向で見直すと発表している。7日午前に公表された11月の中国貿易統計は強弱感の分かれる内容。人民元建て輸出はプラス成長を回復したものの、輸入は伸びが大幅に鈍化した。市場の一部からは、内需の弱さが指摘されている。ただ、当局の相場テコ入れ策に対する期待感などで、指数はプラス圏に浮上する場面もあった。中国財政部は6日、全国社会保障基金(公的年金)の国内投資ルールを見直す方針を発表。報道によれば、株式投資比率の上限が引き上げられる可能性もある。
<CS>
7日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比386.92ポイント高(+0.31%)の126009.57で引けた。日中の取引レンジは125565.53-126581.04となった。
おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。内需関連の上昇が指数の上げを主導した。また、米株高なども買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。また、欧州株の下落も警戒された。
【ロシア】MOEX指数 3073.63 -0.19%
7日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.87ポイント安(-0.19%)の3073.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは3041.11-3084.50となった。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。インフレ率の加速が指数の足かせに。また、ルーブル高も輸出資源大手の売り手掛かりとなった。ほかに、欧州市場の下落がロシア株の売り圧力を強めた。一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 69521.69 -0.19%
7日のインドSENSEX指数は 日ぶりに反落。前日比132.04ポイント安(-0.19%)の69521.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.55ポイント安(-0.17%)の20901.15で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。両指数とも前日まで6日連続で上昇しており、過熱感から利益確定売りが優勢。また、政府が年度内の財政支出上限を5837億8000万ルピーに規制していることも、財政支出の拡大期待を後退させた。ほかに、米中景気の減速懸念が輸出の拡大期待を後退させた。
【中国本土】上海総合指数 2966.21 -0.09%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.73ポイント安(-0.09%)の2966.21ポイントと小幅ながら4日続落した。10月24日以来の安値水準を切り下げている。
投資家のリスク回避スタンスが継続する流れ。中国経済の先行き不安が続いている。格付会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは6日、中国の信用格付け見通し引き下げに続き、石油関連など中国主要企業18社の格付け見通しも「安定的(ステーブル)」から「弱含み(ネガティブ)」に引き下げた。そのほか、地方政府傘下の投資会社(地方融資平台、LGFV)26社を格下げ方向で見直すと発表している。7日午前に公表された11月の中国貿易統計は強弱感の分かれる内容。人民元建て輸出はプラス成長を回復したものの、輸入は伸びが大幅に鈍化した。市場の一部からは、内需の弱さが指摘されている。ただ、当局の相場テコ入れ策に対する期待感などで、指数はプラス圏に浮上する場面もあった。中国財政部は6日、全国社会保障基金(公的年金)の国内投資ルールを見直す方針を発表。報道によれば、株式投資比率の上限が引き上げられる可能性もある。
<CS>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況